『--舞鶴市民病院、民間委託へ 内科医集団辞職の影響で--
京都府舞鶴市は15日までに、内科医が集団辞職し混乱が続いていた市立舞鶴市民病院(田中明(たなか・あきら)院長)の運営を、京都市下京区の医療法人社団「恵心会」に委託することを決めた。
集団辞職の影響などで累積赤字は約30億円に膨らみ、舞鶴市は「医師の確保が難しく、病院経営は困難」と判断したという。
委託開始は4月ごろの予定で、一部の診療科をほかの病院に移管、廃止するなどし、リハビリ医療などを中心とした療養型病院に機能を縮小する。
同病院では、運営や人事をめぐる対立から2003年9月から04年3月末にかけ、常勤の内科医14人のうち13人が辞職。市は内科医の補充のため関西地方の医大などに医師の派遣を要請してきたが見通しがつかず、05年5月に内科の入院病棟を休止した。
同病院は1947年11月開設。病床数は198で、内科、外科など19診療科と8つの専門外来がある。』
昨日書いたばかりのことがもうすでに現実となっているようだ.やはり原因は赤字そして医師の確保ができないということらしい.今後は国公立病院から僻地の診療所への出張をさせる権限が知事に与えられるそうだから,そんなことに院長が同意すれば嫌気がさして辞める医師は増えることはあっても減ることはないだろう.
地方の医療は一部の採算のとれる医療機関に託されることになる.診療報酬の改定と医師不足で自治体病院の行く末は悲観的である.きっと全国で自治体病院の委託や売却が進むことだろう.
京都府舞鶴市は15日までに、内科医が集団辞職し混乱が続いていた市立舞鶴市民病院(田中明(たなか・あきら)院長)の運営を、京都市下京区の医療法人社団「恵心会」に委託することを決めた。
集団辞職の影響などで累積赤字は約30億円に膨らみ、舞鶴市は「医師の確保が難しく、病院経営は困難」と判断したという。
委託開始は4月ごろの予定で、一部の診療科をほかの病院に移管、廃止するなどし、リハビリ医療などを中心とした療養型病院に機能を縮小する。
同病院では、運営や人事をめぐる対立から2003年9月から04年3月末にかけ、常勤の内科医14人のうち13人が辞職。市は内科医の補充のため関西地方の医大などに医師の派遣を要請してきたが見通しがつかず、05年5月に内科の入院病棟を休止した。
同病院は1947年11月開設。病床数は198で、内科、外科など19診療科と8つの専門外来がある。』
昨日書いたばかりのことがもうすでに現実となっているようだ.やはり原因は赤字そして医師の確保ができないということらしい.今後は国公立病院から僻地の診療所への出張をさせる権限が知事に与えられるそうだから,そんなことに院長が同意すれば嫌気がさして辞める医師は増えることはあっても減ることはないだろう.
地方の医療は一部の採算のとれる医療機関に託されることになる.診療報酬の改定と医師不足で自治体病院の行く末は悲観的である.きっと全国で自治体病院の委託や売却が進むことだろう.
コメント
病院の診療科目が増えてきてますよ。内科はともかく、消化器とか、その他もろもろ。けど、家から遠いのでとてもじゃ
ないけど行けませんが。これからは、地方に住んでいると、
何かあった場合に医者を探すことから始めないといけなく
なるかもしれませんね。