『 -- 産婦人科でも里親制度PR 中絶希望者も念頭、福島県 --
福島県は24日までに、子育て支援策の一環として県の「里親制度」を産婦人科病院でも積極的にPRし、活用してもらう方針を決めた。県議会に提出している2006年度予算案で、前年度比約2000万円増の約7400万円を計上した。
里親制度は、実の親による児童虐待などで養育が困難な場合、児童相談所の紹介で別の家庭で子どもを育ててもらう仕組み。県は「産む、産まないは本人の意思だが、望まない妊娠で中絶が不可能なケースもあり、制度を知らないまま親子が苦しんだり、虐待などが起こるのを防ぎたい」としている。
06年4月からは県内病院の産婦人科に里親制度を紹介するパンフレットを置くほか、児童相談所・相談センターに実の親と里親などの関係を取り持つコーディネーターと、心のケアをする心理嘱託員を新たに配置するとしている。
福島県によると、乳幼児の場合は施設よりも里親による受け入れが望ましい例が多いとされる。現在151組が里親登録しているが、実際に子どもを受け入れているのは38組にすぎず、受け入れには余裕があるという。』
先日の産婦人科医師逮捕に対しては福島県の産婦人科医はどのように考えているのだろうか.そして,こんな状況でも患者のために協力を惜しまず里親さがしをするのだろうか.産婦人科にパンフレットを置くなどと言っているが県側が計画しているだけのことなのだろうか.ニュースを読んでもわからないことだらけだ.
一見すると先日と同じようだが、こちらのニュースには川手晃副知事の「妊娠中絶を考えている人に『産む』という選択肢も提示した上で、できるだけ産んでもらい、社会で子どもを育てようというのが狙いだ。倫理的な問題を指摘する声があるかもしれないが、出生率の低下や中絶の問題は深刻だ」というコメントが書かれていない.人口減で悩む福島県の本音をつい言ってしまったのがまずいと判断されたのだろうか.
倫理をちらつかせながら人口増をもくろむ県.人工受精と人工中絶で患者ニーズに応える産婦人科開業医,そして公立病院で一人医長で頑張った末に逮捕される産婦人科医.やっぱりどう考えても公立病院の産婦人科は消滅しそうだ.そして,産婦人科領域で一番おいしいのはピルやホルモン補充療法をやってるレディースクリニックだったりするんではないだろうかと思うが,本当のところはどうなんだろうか.
福島県は24日までに、子育て支援策の一環として県の「里親制度」を産婦人科病院でも積極的にPRし、活用してもらう方針を決めた。県議会に提出している2006年度予算案で、前年度比約2000万円増の約7400万円を計上した。
里親制度は、実の親による児童虐待などで養育が困難な場合、児童相談所の紹介で別の家庭で子どもを育ててもらう仕組み。県は「産む、産まないは本人の意思だが、望まない妊娠で中絶が不可能なケースもあり、制度を知らないまま親子が苦しんだり、虐待などが起こるのを防ぎたい」としている。
06年4月からは県内病院の産婦人科に里親制度を紹介するパンフレットを置くほか、児童相談所・相談センターに実の親と里親などの関係を取り持つコーディネーターと、心のケアをする心理嘱託員を新たに配置するとしている。
福島県によると、乳幼児の場合は施設よりも里親による受け入れが望ましい例が多いとされる。現在151組が里親登録しているが、実際に子どもを受け入れているのは38組にすぎず、受け入れには余裕があるという。』
先日の産婦人科医師逮捕に対しては福島県の産婦人科医はどのように考えているのだろうか.そして,こんな状況でも患者のために協力を惜しまず里親さがしをするのだろうか.産婦人科にパンフレットを置くなどと言っているが県側が計画しているだけのことなのだろうか.ニュースを読んでもわからないことだらけだ.
一見すると先日と同じようだが、こちらのニュースには川手晃副知事の「妊娠中絶を考えている人に『産む』という選択肢も提示した上で、できるだけ産んでもらい、社会で子どもを育てようというのが狙いだ。倫理的な問題を指摘する声があるかもしれないが、出生率の低下や中絶の問題は深刻だ」というコメントが書かれていない.人口減で悩む福島県の本音をつい言ってしまったのがまずいと判断されたのだろうか.
倫理をちらつかせながら人口増をもくろむ県.人工受精と人工中絶で患者ニーズに応える産婦人科開業医,そして公立病院で一人医長で頑張った末に逮捕される産婦人科医.やっぱりどう考えても公立病院の産婦人科は消滅しそうだ.そして,産婦人科領域で一番おいしいのはピルやホルモン補充療法をやってるレディースクリニックだったりするんではないだろうかと思うが,本当のところはどうなんだろうか.
コメント
顕微授精でつくるだけつくっておいて、高齢出産の危険性などを全く説明しないまま産科に紹介状を書いてよこす「不妊専門クリニック」の、なんと多いことか・・・・。
産婦人科の醍醐味は、お産の場に立ち会うことが出来るという点にあるはずなのに今やお産を取り上げたくないという産婦人会が25%強という実態。みんな、訴えられるのが怖いんですよね。
うちは、夫:産科希望の産婦人科、妻:小児科 という、医学会の中では少数派のカップルですから・・・・(苦笑)
すみません。