『日本の高校生は意欲足りない 日米中韓で意識調査
享楽的で、「人並み」意識が強く、意欲が少ない――。こんな日本の高校生像が、日本、米国、中国、韓国の4カ国の高校生の生活意識に関する調査結果から浮かび上がった。調査を実施した財団法人「日本青少年研究所」などが1日、公表した。「あれもこれもやりたい」と意欲的な他国に比べ、趣味や友人関係、学業など生活全般にわたって「希望」が少ないことが特徴だ。
調査は昨年10〜12月、各国で約1000〜3000人の高校生を抽出して実施。日本は全国の12都県で1342人に聞いた。調査内容は関心事や悩み事、満足感など多岐にわたる。
他の3カ国と、日本の高校生の回答が大きく違ったのは、「現在、一番大事にしていることは」という設問だった。3カ国が多くの「希望」に丸をつけたのに、日本の生徒の回答は圧倒的に「やりたいことがない」という結果になった。
この設問は、「遊んだり好きなことをしたりする」「希望の大学に入学すること」「何か特技をもつこと」「好きな異性と仲良くなること」など、自分の「希望」に関する16項目を挙げ、あてはまるものに丸をつけさせるもの。
例えば、他の3カ国とも7割以上の生徒が「成績がよくなること」を希望したのに、日本は33%。「友人関係がうまくいくこと」は日本の高校生も最も多く希望したが、40%どまりで、米国の67%、中国の53%、韓国の44%と、差がついた。』
子供らしくないというか,精神的に大人なんだけど未来に希望が持てないし,あったとしても実現する自信が持てないから「やりたいことがない」となるのだろうか.
だが,抽出した母集団に偏りがあったかもしれないし,自分だって高校生の頃は三無主義(無気力,無関心,無責任?)とかいって何かを熱く語ったりしたらばかにされるみたいな風潮もあった.だから,本当のところは日本の高校生はアンケートに本気で答えないなんていう解釈でもいいのかもしれない.
でも,日本の大人はどうなんだろうか.脳外科医とはいえ日常の大半は外来や回診で患者さんと話をするわけだから病気を診ると同時にその患者さんの人間観察みたいなことになる.研修医のころは自分の仕事をこなすだけで精一杯だったのであまり気にならなかったが,最近は患者さんの人間としての中身をみる時間が増えたような気がする.
で,最近増えているような気がするのが『いい年して何考えてるんだ』という大人.これが各年代共に10年前より増えているような気がする.精神病ではないから増えることはないんだろうから,きっと病院に来る人に占める割合が高くなってきているんだろう.
そして年代ごとにピークがあり,70歳前後,55歳前後,そして30歳前後に多いような感じがする.これって教育環境に関係してるような気もする.突出しているのはなんといっても50代半ば,それも女性が多い.この年代の特徴は「他人の話をちゃんと聞けない」ということだ.
単に私の気のせいかもしれない.そう言えば,ゆとり教育に見直しがかかったようだが,その影響はきっとその世代がいなくなるまで続くのだろう.こう考えるとプーチン大統領が論文で言っていた教育の重大さに改めて気づかされる.
享楽的で、「人並み」意識が強く、意欲が少ない――。こんな日本の高校生像が、日本、米国、中国、韓国の4カ国の高校生の生活意識に関する調査結果から浮かび上がった。調査を実施した財団法人「日本青少年研究所」などが1日、公表した。「あれもこれもやりたい」と意欲的な他国に比べ、趣味や友人関係、学業など生活全般にわたって「希望」が少ないことが特徴だ。
調査は昨年10〜12月、各国で約1000〜3000人の高校生を抽出して実施。日本は全国の12都県で1342人に聞いた。調査内容は関心事や悩み事、満足感など多岐にわたる。
他の3カ国と、日本の高校生の回答が大きく違ったのは、「現在、一番大事にしていることは」という設問だった。3カ国が多くの「希望」に丸をつけたのに、日本の生徒の回答は圧倒的に「やりたいことがない」という結果になった。
この設問は、「遊んだり好きなことをしたりする」「希望の大学に入学すること」「何か特技をもつこと」「好きな異性と仲良くなること」など、自分の「希望」に関する16項目を挙げ、あてはまるものに丸をつけさせるもの。
例えば、他の3カ国とも7割以上の生徒が「成績がよくなること」を希望したのに、日本は33%。「友人関係がうまくいくこと」は日本の高校生も最も多く希望したが、40%どまりで、米国の67%、中国の53%、韓国の44%と、差がついた。』
子供らしくないというか,精神的に大人なんだけど未来に希望が持てないし,あったとしても実現する自信が持てないから「やりたいことがない」となるのだろうか.
だが,抽出した母集団に偏りがあったかもしれないし,自分だって高校生の頃は三無主義(無気力,無関心,無責任?)とかいって何かを熱く語ったりしたらばかにされるみたいな風潮もあった.だから,本当のところは日本の高校生はアンケートに本気で答えないなんていう解釈でもいいのかもしれない.
でも,日本の大人はどうなんだろうか.脳外科医とはいえ日常の大半は外来や回診で患者さんと話をするわけだから病気を診ると同時にその患者さんの人間観察みたいなことになる.研修医のころは自分の仕事をこなすだけで精一杯だったのであまり気にならなかったが,最近は患者さんの人間としての中身をみる時間が増えたような気がする.
で,最近増えているような気がするのが『いい年して何考えてるんだ』という大人.これが各年代共に10年前より増えているような気がする.精神病ではないから増えることはないんだろうから,きっと病院に来る人に占める割合が高くなってきているんだろう.
そして年代ごとにピークがあり,70歳前後,55歳前後,そして30歳前後に多いような感じがする.これって教育環境に関係してるような気もする.突出しているのはなんといっても50代半ば,それも女性が多い.この年代の特徴は「他人の話をちゃんと聞けない」ということだ.
単に私の気のせいかもしれない.そう言えば,ゆとり教育に見直しがかかったようだが,その影響はきっとその世代がいなくなるまで続くのだろう.こう考えるとプーチン大統領が論文で言っていた教育の重大さに改めて気づかされる.
コメント
今の若い子らの方が
将来についてしっかり考えていると思います。
考えられるからこそ悲観的になったりもするのかと思います。
私の世代はもっとひどかった。
将来なんてどうにでもなるわという超楽観的な
ヤツばっかりでしたから・・苦労してる人多いです。
そういう私もですが(笑)。
「最近の若いもんは。。。」というセリフは奈良時代から続いているそうなので、きっとその程度の統計ではないでしょうか。。。