国家公務員こそ愛国心教育が必要
2006年6月15日 社会の問題『 -- 「文化庁の体制、無責任」 高松塚壁画損傷で調査委 --
奈良県明日香村の高松塚古墳(特別史跡、7世紀末〜8世紀初め)で、防護服未着用の工事によってカビの大量発生を招いたとされる問題や国宝壁画の損傷事故について、文化庁の調査委員会(委員長=石澤良昭・上智大学長)が、背景に「庁内の無責任体制」や「担当課の連携不足」があったとする報告書案をまとめたことが14日、関係者の話でわかった。壁画の劣化原因はこれまで地球温暖化などとされてきたが、報告書案は同庁の体質自体を問題視し、劣化が「人災」であることを強く示唆している。
調査委は15日、東京都内で9回目の会合を開いて報告書案を調整し、今月下旬にも最終会合で成案をまとめる予定。今のところ調査委には、当時の関係者個人の責任問題に強く踏み込む考えはないが、文部科学相は調査委の結論を待って関係者の処分を検討する考えを示しており、報告書完成まで曲折も予想される。
複数の関係者によると、報告書案は(1)庁内の「無責任体制」や「思考停止的」姿勢が適切な対応を遅らせ、カビの大量発生を招いた(2)事故などを積極的に公表する努力をしなかった(3)特別史跡の墳丘を記念物課、国宝壁画を美術学芸課がそれぞれ管理する「縦割り」が、連携不足を招いた??などと指摘した。
また02年1月、電気スタンドの接触で損傷するなどした壁画を泥で補修した問題について、美術学芸課の主任文化財調査官(当時)が主導的役割を果たしたと認定。特定の個人に権限が集中していた点を問題視し、現場の専門家に頼った管理体制の甘さを指摘した。
損傷事故を部課長レベルの協議で非公表と決めたことについて、「隠蔽(いんぺい)する自覚さえなかった」とし、それ自体が隠蔽体質などと批判した。』
小学校の通知表の「愛国心」の評価項目には「我が国の歴史・政治・国際社会に関心をもち、意欲的に調べることを通して国を愛する心情をもつ」とあるようだが,我が国の歴史的文化遺産を調査する文化庁がこの程度ではまず文部科学省の公務員に愛国心教育をする必要がありそうだ.
文部科学省に限らず日本銀行の福井俊彦総裁が村上ファンドに1000万円を投資していた問題なども同様である.国家の中枢にいる者が私利私欲のためと思われても仕方がない行為を平然と行うことは国民への背信行為で国を愛しているとは思えない.国家とは国民があってこそ成り立つものなのである,相変わらず年金や医療で国民を窮地に追い込むようなことを続けている厚生労働省の職員には特に愛国心教育が必要だろう.
奈良県明日香村の高松塚古墳(特別史跡、7世紀末〜8世紀初め)で、防護服未着用の工事によってカビの大量発生を招いたとされる問題や国宝壁画の損傷事故について、文化庁の調査委員会(委員長=石澤良昭・上智大学長)が、背景に「庁内の無責任体制」や「担当課の連携不足」があったとする報告書案をまとめたことが14日、関係者の話でわかった。壁画の劣化原因はこれまで地球温暖化などとされてきたが、報告書案は同庁の体質自体を問題視し、劣化が「人災」であることを強く示唆している。
調査委は15日、東京都内で9回目の会合を開いて報告書案を調整し、今月下旬にも最終会合で成案をまとめる予定。今のところ調査委には、当時の関係者個人の責任問題に強く踏み込む考えはないが、文部科学相は調査委の結論を待って関係者の処分を検討する考えを示しており、報告書完成まで曲折も予想される。
複数の関係者によると、報告書案は(1)庁内の「無責任体制」や「思考停止的」姿勢が適切な対応を遅らせ、カビの大量発生を招いた(2)事故などを積極的に公表する努力をしなかった(3)特別史跡の墳丘を記念物課、国宝壁画を美術学芸課がそれぞれ管理する「縦割り」が、連携不足を招いた??などと指摘した。
また02年1月、電気スタンドの接触で損傷するなどした壁画を泥で補修した問題について、美術学芸課の主任文化財調査官(当時)が主導的役割を果たしたと認定。特定の個人に権限が集中していた点を問題視し、現場の専門家に頼った管理体制の甘さを指摘した。
損傷事故を部課長レベルの協議で非公表と決めたことについて、「隠蔽(いんぺい)する自覚さえなかった」とし、それ自体が隠蔽体質などと批判した。』
小学校の通知表の「愛国心」の評価項目には「我が国の歴史・政治・国際社会に関心をもち、意欲的に調べることを通して国を愛する心情をもつ」とあるようだが,我が国の歴史的文化遺産を調査する文化庁がこの程度ではまず文部科学省の公務員に愛国心教育をする必要がありそうだ.
文部科学省に限らず日本銀行の福井俊彦総裁が村上ファンドに1000万円を投資していた問題なども同様である.国家の中枢にいる者が私利私欲のためと思われても仕方がない行為を平然と行うことは国民への背信行為で国を愛しているとは思えない.国家とは国民があってこそ成り立つものなのである,相変わらず年金や医療で国民を窮地に追い込むようなことを続けている厚生労働省の職員には特に愛国心教育が必要だろう.
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