福井俊彦総裁と村上世彰はどっちが善人か?
2006年6月21日 社会の問題『 -- 福井総裁、運用益1473万円 報酬の3割返上 --
日本銀行の福井俊彦総裁は20日、村上ファンドへの投資問題について日銀本店で記者会見し、当初は1000万円だった元本が05年末時点で2231万円に膨らんだ、と発表した。総裁就任後の投資継続は「不適切だった」と認め、報酬月額の3割を半年間返上すると表明したが、「批判を受け止めて職務を全うしたい」と辞任する考えはないことを改めて強調した。日銀から報告を受けた衆院委員会は22日の閉会中審査で、この問題を引き続き取り上げることを決めた。
福井氏の説明によると、富士通総研理事長時代の99年10月に1000万円を投資。まだ理事長だった01年春に、ファンドの改組でいったん242万円の利益を得た後、元本を現在のファンドに再投資した。現ファンドでの運用益は昨年末時点で1231万円で、運用益は当初からの総額で1473万円になる。福井氏は「巨額にもうかっている感じはない」と13日の国会で答弁していた。
福井氏は、受け取った242万円に加え、6月末時点での残高から手数料や税金を払った後の全額を、慈善団体などに寄付する意向だ。元本を含めて放棄する理由について「(投資先が)すべて適正であれば、元本まで返す必要はなかったかもしれない」と、自らの資金が村上世彰容疑者によるインサイダー取引に回った可能性を否定できない点を挙げた。
また、保有している株式は、商船三井など社外取締役だった3社計2万株と、顧問を務めた新日鉄など2社計1万5千株。20日時点での時価合計額は約3400万円になり、福井氏が総裁に就任した03年3月時点と比べて2.5倍に増加。いずれも民間在任中に取得し、総裁就任後の売買はしていないとしたが、透明性を高めるために信託などの措置をとる考えを示した。
報酬の自主返上は、一連の行為が「内部ルールに違反はしていないものの、国民の信頼を損ねたけじめをつける」ために自ら決断したと述べた。そのうえで「反省すべきは反省し、批判は率直に受け止めて職責を全うする」と、改めて強い意欲を示した。
さらに、総裁ら政策委員9人に理事、監事を加えた役員の金融取引に関する内部規定を早急に見直すと表明。武藤敏郎副総裁を議長とする検討会議を設置してこの日初会合を開き、外部有識者の意見を聞きながら、外国の中央銀行のルールを参考に決める方針だ。
日銀は一連の対応でけじめとする考えだが、総裁辞任を求める方針の民主党は22日の衆院財務金融委員会に福井氏を呼び、改めてトップとしての適格性を問う姿勢だ。』
村上ファンドのやったことはインサイダー取引で証券取引法上の違法行為.福井俊彦総裁の場合は内規にも違反していないが道義的な責任.どっちが悪質なのかは法律上は明らかだ.では,人間としてどちらが良心的なのだろうかという問題になると議論が分かれるのではないだろうか.
私は本人が総裁就任後の投資継続は「不適切だった」と認め、報酬月額の3割を半年間返上し現ファンドでの運用益を元本を含めて放棄するというペナルティを自らに課した点を評価してあげていいと思う.相田みつをさんが言うところの「あやまりっぷりのいい人間」が福井俊彦総裁で,村上世彰は「べんかいのうまい人間」なのではないでしょうか.どっちでもなくて男として情けないのはやっぱりホ○エ○ンでしょうか.
本人がちゃんと反省しているのだったら総裁辞任を求める方針の民主党も勢いづいてやぶ蛇にならないように気をつけたほうがいいと思うのですが...
日本銀行の福井俊彦総裁は20日、村上ファンドへの投資問題について日銀本店で記者会見し、当初は1000万円だった元本が05年末時点で2231万円に膨らんだ、と発表した。総裁就任後の投資継続は「不適切だった」と認め、報酬月額の3割を半年間返上すると表明したが、「批判を受け止めて職務を全うしたい」と辞任する考えはないことを改めて強調した。日銀から報告を受けた衆院委員会は22日の閉会中審査で、この問題を引き続き取り上げることを決めた。
福井氏の説明によると、富士通総研理事長時代の99年10月に1000万円を投資。まだ理事長だった01年春に、ファンドの改組でいったん242万円の利益を得た後、元本を現在のファンドに再投資した。現ファンドでの運用益は昨年末時点で1231万円で、運用益は当初からの総額で1473万円になる。福井氏は「巨額にもうかっている感じはない」と13日の国会で答弁していた。
福井氏は、受け取った242万円に加え、6月末時点での残高から手数料や税金を払った後の全額を、慈善団体などに寄付する意向だ。元本を含めて放棄する理由について「(投資先が)すべて適正であれば、元本まで返す必要はなかったかもしれない」と、自らの資金が村上世彰容疑者によるインサイダー取引に回った可能性を否定できない点を挙げた。
また、保有している株式は、商船三井など社外取締役だった3社計2万株と、顧問を務めた新日鉄など2社計1万5千株。20日時点での時価合計額は約3400万円になり、福井氏が総裁に就任した03年3月時点と比べて2.5倍に増加。いずれも民間在任中に取得し、総裁就任後の売買はしていないとしたが、透明性を高めるために信託などの措置をとる考えを示した。
報酬の自主返上は、一連の行為が「内部ルールに違反はしていないものの、国民の信頼を損ねたけじめをつける」ために自ら決断したと述べた。そのうえで「反省すべきは反省し、批判は率直に受け止めて職責を全うする」と、改めて強い意欲を示した。
さらに、総裁ら政策委員9人に理事、監事を加えた役員の金融取引に関する内部規定を早急に見直すと表明。武藤敏郎副総裁を議長とする検討会議を設置してこの日初会合を開き、外部有識者の意見を聞きながら、外国の中央銀行のルールを参考に決める方針だ。
日銀は一連の対応でけじめとする考えだが、総裁辞任を求める方針の民主党は22日の衆院財務金融委員会に福井氏を呼び、改めてトップとしての適格性を問う姿勢だ。』
村上ファンドのやったことはインサイダー取引で証券取引法上の違法行為.福井俊彦総裁の場合は内規にも違反していないが道義的な責任.どっちが悪質なのかは法律上は明らかだ.では,人間としてどちらが良心的なのだろうかという問題になると議論が分かれるのではないだろうか.
私は本人が総裁就任後の投資継続は「不適切だった」と認め、報酬月額の3割を半年間返上し現ファンドでの運用益を元本を含めて放棄するというペナルティを自らに課した点を評価してあげていいと思う.相田みつをさんが言うところの「あやまりっぷりのいい人間」が福井俊彦総裁で,村上世彰は「べんかいのうまい人間」なのではないでしょうか.どっちでもなくて男として情けないのはやっぱりホ○エ○ンでしょうか.
本人がちゃんと反省しているのだったら総裁辞任を求める方針の民主党も勢いづいてやぶ蛇にならないように気をつけたほうがいいと思うのですが...
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