大相撲の横綱朝青龍が腰とひじを痛めて夏巡業に休場届を出しながら、帰国したモンゴルでサッカーをして問題になり,結局,2場所の出場停止と4カ月の30%減俸となったようだ.問題を起すたびに「横綱の品格」の話になるようだが,モンゴル人の横綱に昔からの日本人の価値観を押し付けるのもどうだろうか.朝青龍にとっては大相撲も横綱もただのビジネスに違いないのに,日本の相撲ファンがそうは思いたくないというだけだろう.期待するだけ無駄のような気がする.

 ところで,元祖「美しい日本」の首相は日本人であると思うのだが,自分の言葉の責任はどうとるつもりなのであろうか.勝手に続投宣言をしたようであるが,なんだか自分の都合のいいように責任問題をすり変えた子供のいいわけように聞こえる.せめて最期は日本人らしい「潔さ」で美しく散ろうとは思わないのだろうか.若くして首相になってしまったために,頭領の器をつくる時間がなかったのかもしれないが,この先も銀のスプーンを振りかざして駄々をこねたところできっと誰にも相手にされないことだろう.こっちは期待しないどころかすでに嫌気がさしている. 

 私から見ると首相も横綱もまるで宇宙人みたいなのに,「美しい日本」って何なのか未だに意味がわかりません.
 

コメント

シマリス
2007年8月1日22:36

首相の目指す「美しい日本」というのは私には分かりませんが・・・
脳外科医さんがいつも撮ってらっしゃる「美しい日本」は、たくさんのDNの読者の方々が、私同様とても楽しみにしていると思います

ブログ脳外科医
脳外科医
2007年8月1日23:16

コメントいただくの久しぶりですね.いつもどうもありがとうございます.

るん
るん
2007年8月3日2:15

>朝青龍にとっては大相撲も横綱もただのビジネスに違いないのに,日本の相撲ファンがそうは思いたくないというだけだろう.期待するだけ無駄のような気がする.

だとしたら、朝青龍はニーズをとらえそ損ねましたね、完全に。

ブログ脳外科医
脳外科医
2007年8月3日4:33

マーケッティングの用語で言うとまあそんなところでしょうか.
武道の心・技・体で言うと心が伝統的な横綱のレベルでないということで,大相撲はそこにこだわるからこそ国技なのだと思います.
この人たちには日本の伝統的な美しさというものがきっとわかっていないと思いますね,

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