家族写真

2008年4月7日 社会の問題
 新学期が始まる前に家族で記念写真を撮ってもらいに近くの写真館へ行った.初宮参り,七五三,入学と撮ってもらった写真館で,そこの写真とカメラマンが気に入って今年も撮ってもらおうと思ったのだ.

 写真を撮るのが以前とは違うカメラマンでちょっと残念だったのだが,さらに残念だったのは機材がRZ67ProではなくてCanon EOS40Dだったこと.記念写真は大きくても六切り程度なので画質的には十分なのだろうということは理解できるが,デジカメでテスト撮影して,本番はブローニーフィルムを詰め替えながらモーターワインダーでバシャバシャ撮ってもらえる方が気分的には良かったのである.デジカメそれもCanonの中級機ではセレモニーとしては盛り上がりに欠けたのである.

 写真が出来上がるのは3週間後らしいが,いったいどんな写真になっているのだろうか,いかにもなデジタル画像だったらちょっと興ざめなので,楽しみでもあるがちょっと心配でもある.また,たとえ結果が同じだとしても昔ながらにフィルムで撮ってもらうサービスもあってもいいような気がするのは私だけだろうか.

 もう一つ心配なのは,写真館もフィルムを使わなくなってしまったら銀塩写真が本当に消えてしまうのではないかということだ.老後の楽しみのために集めたカメラやレンズが無駄になってしまうのはあまりに勿体ない.まあ,レンズはデジタルカメラでも使うことが出来るのだが,フィルムカメラは無用の長物になってしまうし,映像表現手段としての銀塩写真がなくなってしまうのは大変に惜しいことでもある.

 コダックのポラロイドカメラはもうすでに手に入らなくなってしまったが,フィルムだけは残してもらいたいところだ.その点でフジフィルムは頑張っているし,これからも頑張り続けてもらいたいが,この先どうなるかはわからない.私にできることは,せいぜい少しでも売り上げに貢献できるように,フィルムで写真を撮り続けることぐらいだろう.

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