実に悩ましい2つのコンデジ
2009年7月22日 趣味 コメント (1)
富士フィルムから『3Dデジタル映像システム』が発表され,デジカメ「FinePix REAL 3D W1」とフォトフレーム「FinePix REAL 3D V1」が発売されるらしい.
『3Dデジタル映像システム』なんていうと凄く聞こえるが,原理は昔からあるステレオ写真と同じで,左右でそれぞれ少しだけ違う方向から撮った映像を1枚ずつ左右それぞれの目で見ることにより立体感を得るというものである.
昔から,この原理を使って写真を立体的に見せる色々な装置があったのだが,脳外科医として特に記憶に残っているのは,1年目の時にステレオ撮影された脳血管撮影の写真を並べて初めて立体視をした時のことである.まだ,血管撮影で病変が診断できるほどの力はなかったけれども,脳の中に網の目のように広がっている血管が立体的に見えた時の感動は今でもよく憶えている.
このカメラの凄いところは,背面の液晶ディスプレイで左右の目に入る光を制御することにより偏向メガネなどをかけなくても肉眼で写真と動画の立体映像を見る事ができることである.同時に発売されるフォトフレームも3D対応の8インチ液晶を搭載してカメラで撮った3D映像を多人数で鑑賞することができるらしい.
ニュースを読んでさっそく富士フィルムのHPをチェックしたのだが,そこでもうひとつ新しいものを発見してしまった.「FinePix F70EXR」である.そして,その新機能「ぼかしコントロール機能」と「連写重ね撮り機能」に参ってしまった.さらに,その10倍ズームとは思えないボディは「FinePix F200EXR」がメタボに見えるくらい薄いのだ.これでもしF200で不満だったレンズの歪曲収差が改善されていれば文句のつけようがないだろう.
どちらのコンデジも新しもの好きの私には,どっちを買うかというのも悩ましく,どっちも手に入れて使ってみたいところなのであるが,どちらも発売予定日が8月8日というのが実は最も悩ましいのであった.せめてあと3週間早ければ...
『3Dデジタル映像システム』なんていうと凄く聞こえるが,原理は昔からあるステレオ写真と同じで,左右でそれぞれ少しだけ違う方向から撮った映像を1枚ずつ左右それぞれの目で見ることにより立体感を得るというものである.
昔から,この原理を使って写真を立体的に見せる色々な装置があったのだが,脳外科医として特に記憶に残っているのは,1年目の時にステレオ撮影された脳血管撮影の写真を並べて初めて立体視をした時のことである.まだ,血管撮影で病変が診断できるほどの力はなかったけれども,脳の中に網の目のように広がっている血管が立体的に見えた時の感動は今でもよく憶えている.
このカメラの凄いところは,背面の液晶ディスプレイで左右の目に入る光を制御することにより偏向メガネなどをかけなくても肉眼で写真と動画の立体映像を見る事ができることである.同時に発売されるフォトフレームも3D対応の8インチ液晶を搭載してカメラで撮った3D映像を多人数で鑑賞することができるらしい.
ニュースを読んでさっそく富士フィルムのHPをチェックしたのだが,そこでもうひとつ新しいものを発見してしまった.「FinePix F70EXR」である.そして,その新機能「ぼかしコントロール機能」と「連写重ね撮り機能」に参ってしまった.さらに,その10倍ズームとは思えないボディは「FinePix F200EXR」がメタボに見えるくらい薄いのだ.これでもしF200で不満だったレンズの歪曲収差が改善されていれば文句のつけようがないだろう.
どちらのコンデジも新しもの好きの私には,どっちを買うかというのも悩ましく,どっちも手に入れて使ってみたいところなのであるが,どちらも発売予定日が8月8日というのが実は最も悩ましいのであった.せめてあと3週間早ければ...
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