『 完璧キム・ヨナ、大歓声に思わず涙

 女子フィギュア・フリーは、キム・ヨナが完璧な演技で228.56点をたたきだした。

 ガーシュインのピアノ協奏曲を軽やかに舞ったキム・ヨナ。演技後は大歓声に包まれ思わず涙も。世界歴代再興の得点表示を確認すると、思わず顔を覆った。

 続いて登場した浅田真央は赤と黒の衣装。会場の熱気は頂点。キム・ヨナと対照的にラフマニノフの「鐘」を力強く演じる。後半、トリプルトゥーループなどで小さなミス。得点は205.50点。2位。得点を確認した浅田、思わず表情が曇る。

 浅田に続いて登場した地元カナダのジョアニー・ロシェットは202.64点で3位。母を失ったばかりのロシェットを終始、盛大な拍手が包んだ。

 安藤美姫は20番目に滑走、エメラルド色の衣装でクレオパトラを舞って188.86点で5位に入賞。ジャンプを次々と決めると、後半からは客席から応援の拍手。大きなミスなく終え、笑顔を見せた。

 鈴木明子は、終始明るい表情。ウエストサイドストーリーの曲に乗って、陽気に演じきり181.44点で8位に入賞した。』

 昼休みから見始めたが,今日印象に残ったのは鈴木明子選手の演技だった.楽しそうにのびのびと滑る姿がとても良かった.

 キム・ヨナ選手の滑りはSPの時と同じく無表情な感じがしてあまり感動的なものではなかったが,プレッシャーをはねのけて淡々としかも正確に滑る姿には金メダルにかける強い執念のようなものを感じた.

 残念ながら浅田真央選手からは,SPの時の様なリズム感を感じられなかったのでハラハラしながら観ていたのだが,ちょっとしたところでミスが出てしまいとても残念だった.

 このレベルになると勝負は時の運.人間だから時にはミスもするし,滑ったリンクの状態がたまたま悪かったことなんかもあるだろう.それに勝負に負けても技術が最高レベルであることは素人の私にも十分に理解できた.本人はインタビューで涙を流して悔しがっていたようだが,それをバネにまた頑張ることだろう.

 もう一人印象的だったのは長洲未来選手.ちょっとスター選手のオーラが出てきた急成長中の16歳ということなのでこれからが楽しみだ.


 

コメント

witch
2010年2月26日17:04

真央ちゃんのミスの部分はエッジが氷に引っかかってしまいアンラッキーでした。
銀メダルだって素晴らしい事ですし、鈴木選手の演技は好感が持てました。
安藤選手が連続3回転に挑戦しなかったのだけが残念です。

かあこ
2010年2月26日17:18

キムヨナのあの点数はどうやっても勝てませんよっていう感じで、あきらめながら見ていましたので、銀でも素晴らしかったです。
長洲未来ちゃんは若々しくて、良かったです。4年後楽しみです。

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