雨上がりの朝(続き)
雨上がりの朝(続き)
 D7000とX100はどちらもきれいな写真が撮れるが,性格がまったく異なるカメラだと思う.D7000は守備範囲が広くレンズやアタッチメントを変えることでどんな物でも撮ることができるが,撮像素子のサイズがX100と同じだからと言って同じ焦点距離のレンズを使っても撮れる写真は違うのが面白い.

 レンズの描写性能によるところも大きいのは事実だが,私はそれだけではないと思う.2台のカメラを実際に持って歩いて撮り比べるとそれがわかる.カメラの形やレンズの長さ,そしてファインダーの覗き方が変わることでカメラの構え方や視点が変わり構図に影響を与えるような気がする.

 もちろん交換式のズームレンズと固定式単焦点レンズだと画角の変化もレンズをズーミングするのと自分が移動するのとの違いがあるし,背景のボケ具合も違うから同じ物を同じように撮ったつもりでも出来上がるものは全然違ってしまうのである.

 使う人が同じでも道具が違えば結果が違うのは当たり前のようでも,そんなことはあまり気にしない人が実際には多いような気がする.しかし,そういうことを気にするのが趣味の世界というものだろう.

 写真は上がD7000,下はX100で撮ったものです.

コメント

la vie en rose
la vie en rose
2011年5月31日0:01

ブログ脳外科医さん^^

何てきれいな色なんでしょう!♪
毎朝こんなお花を見れるなら早起きし甲斐がありそうですね。
またアップお願いしますね!
楽しみにしています♪

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