私がスキーを始めたのは幼稚園の年少組の時で,父がならしてくれた自宅の裏山の斜面を毎日のように滑っていたらしい.その頃のスキーは子供用の短い木のスキーだったが,ひもで締めるスキー靴を革バンドと金具で板に固定して滑っていた.踵が少し浮くような金具だったからテレマークスキー用みたいなものだったのかもしれない.
小学校の頃はずっと合板と言われる重たい木のスキーにカンダハという金具でスキー靴を固定するもので滑っていた.当然セーフティー機構なんてものはなかったから下手に転倒すると骨折するようなものだったと思うが,そんなことも知らなかったのでスキーが怖いと思った事はなかった.
中学生になって初めてグラスファイバーで補強されたスキーというものに乗った.中学生になった頃は身長が低く,145cm位の身長で長さ185cmのスキーを買ってもらい友達と藻岩山や手稲山のスキー場で滑っていた.この頃のスキー靴はバックルタイプだったが素材はまだほとんど硬質ゴムだったと思う.
高校生の頃は友達にスキーをするのがあまりいなくて3年間でスキーに行ったのはたぶん数回だったのではないかと思うがほとんど記憶もない.だから道具もそのままだった.
大学に入ってからスキーはオーリン,スキー靴はダハスタイン,金具はルックネバダと当時注目の道具に換えて弟とよく定山渓国際スキー場に通うようになった.多いときで1シーズン40回以上は行ったと思う.平日でもナイターに通ったりしていた.特に卒業試験の頃は試験と試験の間の休みの日に一人で日中はスキーに行き,夕方に昼寝をしたら朝まで試験勉強というサイクルでやっていた.
医師になってからは○○○カンファレンスという名の医局のスキーレクに毎年ついていったが,道具は大学生の頃のままだった.
昨年まで使ったスキーは12年前に娘を初めてスキーに連れて行った時に買ったものだ.ちょうどカービングスキーが流行り出した頃のもので,スキーと金具はサロモンで靴はノルディカだった.家族でスキーのつもりだったから短かめの板にしたのと手術のことを考えると怪我をするのが怖くなってスピードを出せなくなった.
昨年になりついに靴のインナーのポリウレタン部分が崩壊して使えなくなったので急きょ札幌スポーツ館に行って,ロシニョールの靴が気に入り買ってきた.すると靴のソールが長くて金具の取り付けを少しずらさなければならなくなった.古い板に真新しい靴で札幌に遊びに来た弟達と1回だけ定山渓国際スキー場に行った.
そして今シーズンはスキー板を買い換えることにした.そうなると色々調べたくなるのだが,とりあえず円山クラスの書店で目についた雑誌を買ってきて拾い読みをしたら,今流行のスキーはロッカースキーと言うらしいことがわかったが,何のことやらさっぱりわからない.
しかし,雑誌の三浦雄一郎さんの話で「用具の可能性」というところを読んだら,そのロッカースキーにしてみたくなった.今年は100mm幅が注目らしいが,どうせ滑るのはほとんどがゲレンデだろうと思い,私は88mm幅で靴と同じロシニョールのオールマウンテンモデルにした.三浦雄一郎さんのスキー論には納得するところが多かった.
ネットで探すとちょうど札幌のショップで予約を受け付けているところがあったので,金具が最初からついてくる「EXPERIENCE 88 TPX」にした,ロシニョールのホームページで見るとコーディネートブーツとして私の持っている「SYNERGY SENSOR2 100」が載っていたので間違いはないだろうと思ったのも理由の一つだ.
先日,ショップから金具取付のためのブーツサイズの問い合わせのメールが来た.身長,体重,ブーツメーカー,モデル名,ソール長,技術レベル,年齢を返信すると金具の取り付けと調整を無料でしてくれるそうだ.
あとは入荷のメールを待つだけだが,ストックとウェアとゴーグルも欲しい.ウェアだけはサイズの問題があるのでやはりお店に行くしかないのだろう.それだけがちょっと面倒である.
追記)ロッカースキーの使用感を以下に書きました.
http://nougekai.diarynote.jp/201302191334405496/
小学校の頃はずっと合板と言われる重たい木のスキーにカンダハという金具でスキー靴を固定するもので滑っていた.当然セーフティー機構なんてものはなかったから下手に転倒すると骨折するようなものだったと思うが,そんなことも知らなかったのでスキーが怖いと思った事はなかった.
中学生になって初めてグラスファイバーで補強されたスキーというものに乗った.中学生になった頃は身長が低く,145cm位の身長で長さ185cmのスキーを買ってもらい友達と藻岩山や手稲山のスキー場で滑っていた.この頃のスキー靴はバックルタイプだったが素材はまだほとんど硬質ゴムだったと思う.
高校生の頃は友達にスキーをするのがあまりいなくて3年間でスキーに行ったのはたぶん数回だったのではないかと思うがほとんど記憶もない.だから道具もそのままだった.
大学に入ってからスキーはオーリン,スキー靴はダハスタイン,金具はルックネバダと当時注目の道具に換えて弟とよく定山渓国際スキー場に通うようになった.多いときで1シーズン40回以上は行ったと思う.平日でもナイターに通ったりしていた.特に卒業試験の頃は試験と試験の間の休みの日に一人で日中はスキーに行き,夕方に昼寝をしたら朝まで試験勉強というサイクルでやっていた.
医師になってからは○○○カンファレンスという名の医局のスキーレクに毎年ついていったが,道具は大学生の頃のままだった.
昨年まで使ったスキーは12年前に娘を初めてスキーに連れて行った時に買ったものだ.ちょうどカービングスキーが流行り出した頃のもので,スキーと金具はサロモンで靴はノルディカだった.家族でスキーのつもりだったから短かめの板にしたのと手術のことを考えると怪我をするのが怖くなってスピードを出せなくなった.
昨年になりついに靴のインナーのポリウレタン部分が崩壊して使えなくなったので急きょ札幌スポーツ館に行って,ロシニョールの靴が気に入り買ってきた.すると靴のソールが長くて金具の取り付けを少しずらさなければならなくなった.古い板に真新しい靴で札幌に遊びに来た弟達と1回だけ定山渓国際スキー場に行った.
そして今シーズンはスキー板を買い換えることにした.そうなると色々調べたくなるのだが,とりあえず円山クラスの書店で目についた雑誌を買ってきて拾い読みをしたら,今流行のスキーはロッカースキーと言うらしいことがわかったが,何のことやらさっぱりわからない.
しかし,雑誌の三浦雄一郎さんの話で「用具の可能性」というところを読んだら,そのロッカースキーにしてみたくなった.今年は100mm幅が注目らしいが,どうせ滑るのはほとんどがゲレンデだろうと思い,私は88mm幅で靴と同じロシニョールのオールマウンテンモデルにした.三浦雄一郎さんのスキー論には納得するところが多かった.
ネットで探すとちょうど札幌のショップで予約を受け付けているところがあったので,金具が最初からついてくる「EXPERIENCE 88 TPX」にした,ロシニョールのホームページで見るとコーディネートブーツとして私の持っている「SYNERGY SENSOR2 100」が載っていたので間違いはないだろうと思ったのも理由の一つだ.
先日,ショップから金具取付のためのブーツサイズの問い合わせのメールが来た.身長,体重,ブーツメーカー,モデル名,ソール長,技術レベル,年齢を返信すると金具の取り付けと調整を無料でしてくれるそうだ.
あとは入荷のメールを待つだけだが,ストックとウェアとゴーグルも欲しい.ウェアだけはサイズの問題があるのでやはりお店に行くしかないのだろう.それだけがちょっと面倒である.
追記)ロッカースキーの使用感を以下に書きました.
http://nougekai.diarynote.jp/201302191334405496/
コメント
かあこ先生>BLASTRACKのELIXIRもオールマウンテンモデルですね.昨年のスキージャーナルTHE BEST SKI賞だったくらいなのできっと乗りやすくていいスキーなんでしょうね.