ボージョレ・ヌーヴォー [2012]
2012年11月17日 医食同源 コメント (4)
赤ワインに含まれるレスベラトロールは1939年に北海道帝国大学の高岡道夫により有毒植物バイケイソウ(Veratrum album)から発見され,2006年に「Nature」にてヒトと同じ哺乳類であるマウスの寿命を延長させるとの成果が発表されて大きな注目を集めたそうだ.
レスベラトロールはサーチュインタンパク質を活性化しサーチュインが活性化するとヒストンが脱アセチル化されてヒストンとDNAが強く結び付いて遺伝子の発現が抑制されDNAが休眠状態に入る.これが結果的んにDNAの損傷防止につながり長寿につながる.ということで赤ワインはフレンチパラドックスの発見以降,心臓疾患の発生率を減少させ老化防止に効果があるとされているようだ.
まあ,そんなことはどうでもいいが今年もヌーヴォーにあり付くことが出来て幸せである.原料となる仏ボージョレ地方のブドウ,ガメイ種の収穫量は天候不順で例年の半分程度だったにもかかわらず品質は良いそうで,輸入量も日本,米国,ドイツは優遇されて例年よりも4%程多いらしい.
私は,ボージョレ・ヌーヴォーには研修医の頃に出張先の地方の病院での思い出がある.忙しくて外出できない研修医たちのためにMRが厚岸産の生ガキとボージョレ・ヌーヴォーを医局に持ってきてくれて卒後3年目までの若い医師が集まって盛り上がったことだ.
実はその時に気がついたのだが,赤ワインと生ガキはあまり相性が良くないのである.刺身もそうなのだが,生の海産物とワインでは海産物の生臭さが増してしまうのである.日本酒にはこれがないのでやはり海の幸には日本酒が一番なのである.
普段は私は酒を飲む時は酒だけもしくは食事とともになのだが,ワインを飲んでいてどうしても何か食べたい時はチーズにすることが多い.四葉のカマンベールチーズがあればいいのだが,無い時は雪印のさけるチーズや6Pチーズでもいい.何故かはわからないが,チーズと赤ワインほど相性のいい酒とつまみの組み合わせはないと思うのだがどうだろうか.
肝心の味のほうだが,樹齢25年以上のブドウのみを使用したというこのアルベール・ビショーのボージョレはボジョレーとは思えないまるでビンテージのような深みのある味わいでわずかな渋みの上に新酒らしいフルーティーさが漂う私好みの味わいだ.今,これを書きながらとっても美味しくいただいている.
レスベラトロールはサーチュインタンパク質を活性化しサーチュインが活性化するとヒストンが脱アセチル化されてヒストンとDNAが強く結び付いて遺伝子の発現が抑制されDNAが休眠状態に入る.これが結果的んにDNAの損傷防止につながり長寿につながる.ということで赤ワインはフレンチパラドックスの発見以降,心臓疾患の発生率を減少させ老化防止に効果があるとされているようだ.
まあ,そんなことはどうでもいいが今年もヌーヴォーにあり付くことが出来て幸せである.原料となる仏ボージョレ地方のブドウ,ガメイ種の収穫量は天候不順で例年の半分程度だったにもかかわらず品質は良いそうで,輸入量も日本,米国,ドイツは優遇されて例年よりも4%程多いらしい.
私は,ボージョレ・ヌーヴォーには研修医の頃に出張先の地方の病院での思い出がある.忙しくて外出できない研修医たちのためにMRが厚岸産の生ガキとボージョレ・ヌーヴォーを医局に持ってきてくれて卒後3年目までの若い医師が集まって盛り上がったことだ.
実はその時に気がついたのだが,赤ワインと生ガキはあまり相性が良くないのである.刺身もそうなのだが,生の海産物とワインでは海産物の生臭さが増してしまうのである.日本酒にはこれがないのでやはり海の幸には日本酒が一番なのである.
普段は私は酒を飲む時は酒だけもしくは食事とともになのだが,ワインを飲んでいてどうしても何か食べたい時はチーズにすることが多い.四葉のカマンベールチーズがあればいいのだが,無い時は雪印のさけるチーズや6Pチーズでもいい.何故かはわからないが,チーズと赤ワインほど相性のいい酒とつまみの組み合わせはないと思うのだがどうだろうか.
肝心の味のほうだが,樹齢25年以上のブドウのみを使用したというこのアルベール・ビショーのボージョレはボジョレーとは思えないまるでビンテージのような深みのある味わいでわずかな渋みの上に新酒らしいフルーティーさが漂う私好みの味わいだ.今,これを書きながらとっても美味しくいただいている.
コメント
この組み合わせは最高だと思います。
ボージョレー、私は解禁日にブリーチーズと一緒にいただきました(*^_^*)