温故知新

2013年2月25日 趣味
温故知新
『ニコン、デジタル一眼レフ「D7100」を発売 高い描写性能と被写体捕捉性能

 ニコンの子会社ニコンイメージングジャパンは21日、被写体の細部まで精細に再現する高い描写性能と高い被写体捕捉性能を小型・軽量ボディーに凝縮した、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラ「D7100」を3月に発売すると発表した。

 「D7100」は、有効画素数2410万画素、ニコンDXフォーマットCMOSセンサーと高性能画像処理エンジン「EXPEED 3」、鮮鋭感の高い描写を実現する光学ローパスフィルターレス仕様を採用している。描写性能に優れたNIKKORレンズと組み合わせることで、高画素、高精細の「D7100」の画質性能を最大限に引き出すことができる。

 また、高密度51点AFシステムを搭載し、被写体を的確に捕捉、追尾する高い被写体捕捉性能を発揮する。使用頻度の高い中央部15点にはクロスタイプセンサーを採用。中央部1点のフォーカスポイントはf/8まで対応しており、開放F値4の望遠NIKKORレンズにテレコンバーター(2.0x)の組み合わせで合成F値が8になる場合でもスムーズなAF撮影が可能。

 さらに、「D7100」は新たな撮像範囲「対DX 1.3×クロップ」での撮影が可能。装着レンズの約1.5倍の焦点距離に相当する撮影画角となるDXフォーマットからさらに約1.3倍、つまり装着レンズの約2倍の焦点距離相当の撮影画角となるため、被写体を引き寄せて撮影することができる。「対DX1.3×クロップ」時には、51点のフォーカスポイントが画面全域を広くカバー。また、約7コマ/秒の高速連続撮影もでき、動きの速い被写体でも的確に捉えられる。』

 D800を購入してまだ2ヶ月も経っていないからD7000をD7100に更新するのは今年の夏休み前ぐらいでいいかと思っていたのだが,初値13万のはずがすでに124200円になっており,予約特典で液晶保護フィルム&SDHCカード32GB付きというものだからついポチッとやってしまった.D7000は使わなくなるだろうから購入時に下取りしてもらう条件にした.

 D7000は価格も性能もバランスが非常にいいカメラだが,AFの性能だけは最初からちょっと物足りなく,高感度性能もD800に比べるとかなり見劣りするようになった.良いカメラだがD7100が出たので世代交代は仕方ないだろう.D800でDXのレンズを使うとD7000と同等以上の画質なのだが,ハンドリングや連射性能を考えるとやはりDX専用機は必要である.

 今回,D800でレンズ性能をテストしてみてわかったことは撮像素子の画素数が上がり,画像処理のソフトが進化すると手持ちのレンズの見かけの性能が上がるということである.倍率色収差軽減 や自動ゆがみ補正はD7000にもあるのだが,ローパスフィルターレスの2400万画素とEXPEED3による画質向上は間違いないだろうし,高感度性能もD5200と同等かそれ以上にはなるだろう.

 だから,D7100にすれば手持ちのDXレンズや古いニッコールレンズの性能を今まで以上に引き出せるわけで,DXのシステムを捨てるのでもなければD7100の購入に議論の余地はないのである.実はD7100の発表前にX100をX100sに交代する考えもあったのだが,X-E1の後継機がX100sの事実上のレンズ交換モデルになるような気がするので今回はX100sを見送ることにしたのだ.

 D7100の発売日は3月末なのでまだ1ヶ月以上あるが,D7100でDXレンズや古いニッコールレンズの解像感がどれほど上がるのかと考えると今から届くのが楽しみだ.

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索