『プリウス最新モデル 99万台リコール

トヨタは、ハイブリッド車「プリウス」の最新モデルで、モーターの制御プログラムに不具合があるとして、およそ99万台のリコールを国に届け出ました。
1つの車種で、1回に届け出たリコールとしては過去最多だということです。

対象は、トヨタのハイブリッド車「プリウス」のうち、5年前の平成21年5月以降に販売された最新モデル合わせておよそ99万7000台です。

国土交通省によりますと、モーターを制御するプログラムの不具合で、加速するなどした際、過大な電気が流れて一部の部品が破損し、スピードが出せなくなるほか、最悪の場合、発進できなくなったり、途中で走れなくなったりするおそれがあるとうことです。

会社には、こうした不具合の情報が合わせておよそ300件寄せられているということで、トヨタは、12日から全国の販売店で無料で修理に応じています。

国土交通省によりますと、1つの車種で1回に届け出たリコールとしては過去最多だということです。』

 最近の車はコンピュータープログラムで制御され動くのが当たり前だが,ハイブリッド車は当然の事ながら電気で動きコンピュータの介在する割合が非常に高いためプログラムに何らかの異常が起きる確率はエンジンのみで動く車より高いのではないかと思う.

 私の車も新車の時から何度か異常を示すランプが点灯してディーラーに電話した事があるが,それでもそのまま乗っていて大きな不都合があることは一度もなかった.エンジンが始動しないような異常は学生時代に乗っていた古い車のバッテリーが冬の寒さで上がってしまった時くらいだが,それならそれで車を使わなければいいので危険はない.

 北海道で一番恐ろしいのは人家もなく携帯がつながっても救急車やJAFがすぐに来られないような所で車が事故や故障をすることだ.吹雪の中で車が立ち往生したら下手をすると車の中で本当に死ぬかもしれない.視界がほとんどない冬の峠道を一人で走ればそんな考えにもなるものだ.

 だから,私はハイブリッド車なんか買う気にはなれないし,長距離を乗るなら車高の高いRV車が一番安全だと思っている.最近はRV車でもハイブリッドで燃費のいい車が出て来ていてちょっとは気にはなるのだが見ないようにしている.だいぶハイブリッドの技術もこなれてきたかと思っていたのにプリウスでさえこんなではやはり心配だ.

 新型の車が出ると一応カタログなんかを見たり,ショールームへ見物に行ったりもするのだが,たとえ気に入っても実際に買うのは2〜3年経ってからだ.カメラなどは新しいのを買って不具合が出ても危険はないし,最近のはソフトウェアを自分でアップデートするだけで支障もなくなるが,車の場合は一つくらい大きな不具合の対策が済んでから買う方が安心ではないだろうか.


コメント

スミぱん@国会を見よう
2014年2月12日18:07

ウチは、ハイブリッドどころか、オートマ車が嫌いで、いつかマニュアル車に
乗ろうと思ってます。

ブログ脳外科医
2014年2月13日21:42

ギアをマニュアルで操作するのは楽しいですが,今やマニュアルより格段に変速の速いデュアルクラッチオートマとステアリングシフトがあるので昔ながらのマニュアルはもう必要ないですね.それどころか通勤やスキー場の帰りなどは疲れていて運転が面倒なので早く自動運転車が出てこないかとさえ思っています.

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