『富士山の山頂付近でロシア国籍の女性が落石で死亡した事故で、「自分が誤って石を落としたかもしれない」と話している人物がいることが分かりました。

 26日午前5時ごろ、ロシア国籍のドゥブロヴィナ・アンナさん(29)が富士山の山頂から約200メートル下で落ちてきた石に当たって死亡しました。警察によりますと、その後、現場で状況を確認したところ、「自分が誤って石を落としたかもしれない」と話す人物がいることが分かりました。この人物は死亡した女性よりも上にいたとみられます。警察はすでにこの人物から事情を聴いていますが、故意ではなく、今回の事故との関連は不明のため、現時点で事件性はないと判断しています。』

私が登山を止めた頃より、今の方が高齢者登山ブームは加熱しているのだろうが、私が登山をやめた理由の一番目はヒグマに頭をかじられた人の手術をして恐ろしくなったことで、二番目がマナーの悪い登山者による落石で怪我をしそうになったことである。

登山者が多くなれば急斜面では浮石を踏めば下に転がっていくこともあるわけで、チェーンやロープを伝って登るようなところでは手を離すわけにもいかないから逃げ場がない。

上には何人もの登山者がいるから誰が落としたかなんてわかるはずもない。故意ではないことはわかっていても事故に巻き込まれる可能性は人が増えるほど高くなる。

登山ブームで有名な山の登山道周辺は荒れてゴミだらけになったし、熊も確実に増えているようだし、スポーツに命をかけるのも馬鹿らしいので登山はやめることにした。

不幸な事故だとは思うが、上にも下にも人が列になって渋滞しながら富士山を登る映像を見たら、あんな山なら登りたくないと思うのは私だけではないだろう。


コメント

limei
2019年8月27日20:32

私も人が多い山はひたすら避けてます。

クマに頭を齧られるのは怖いですね・・。
昔北海道に行ったときに、樽前から風不死経由で支笏湖まで単独縦走しようと思ってましたが、クマが出ると脅されて断念しました。

幸い私の周りでは熊も狼も出ないし、他に人もあまり見ないので
死ぬ時は運が尽きたか自分の所為ですね。 

ブログ脳外科医
2019年8月27日20:39

今年もヒグマの目撃は多いです。札幌市南区で頻繁に住宅地に現れて家庭菜園などを荒らしていた個体が駆除されました。樽前山から支笏湖の間は昔からよくヒグマが目撃されるところです。千歳川の上流に鳥の写真を撮りに行こうかと思ったのですが、そこからわずか400mのところで目撃情報があり、断念して樽前山のドローン撮影に切り替えました。ヒグマに遭遇するのだけは絶対に避けたいです。

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