『中国のウイグル弾圧内部文書、欧米が批判強める
中国政府による新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族への弾圧の様子を示した内部文書を巡り、欧米の批判が強まっている。ポンペオ米国務長官は26日の記者会見で「中国共産党が人権を踏みにじっている証拠だ」と断じ、英政府は国連監視団の受け入れを求めた。中国側は事実ではないと反発しており、国際社会とのあつれきが高まる可能性がある。
ポンペオ氏は1週間あまりで約1万5千人のウイグル人を収容施設に送ったなどと指摘する内部文書について「ウイグル族への残虐な拘束と組織的な弾圧の詳細を示している」と述べ、中国に政策変更を求めて圧力をかけるため各国と協力する考えを示した。
ドイツのマース外相も26日、「中国は人権に関するルールを順守すべきだ」と批判した。英外務省は25日、国連監視団によるウイグル自治区への「即時かつ無制限なアクセス」を求めた。
一方、中国政府は「ウイグル自治区に強制収容所はなく、テロ防止のために設立した職業教育訓練センターがあるにすぎない」との立場を繰り返している。中国外務省の耿爽副報道局長は27日の記者会見で、ポンペオ氏の発言について「政治的な偏見とうそに満ちている」と非難し、内政干渉だと反発した。
同文書を巡っては米紙ニューヨーク・タイムズや国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)がウイグル族の抑圧を巡る中国当局の内部文書を入手したと報じていた。』
トランプ大統領の一言で香港への人民解放軍の侵入はいまのところ停止しているようだが、香港よりもずっと以前から中国共産党により虐げられてきたのが、新疆ウイグル自治区の少数民族だろう。
そんなことは周知のことだろうし、天安門事件のことを少しでも知れば中国共産党が自分たちの思い通りにならない人達にどのような仕打ちをするかは推して知るべしである。
外部からの批判があるとき、中国共産党は内政干渉だの核心的利益だのと言って批判を振り切ってきたが、少数民族や弱小国家を数の理論で自分たちのいいなりにしようしていることは南シナ海の問題を見ても明らかだ。
もっとも、中国は過去には発展途上国待遇で日本からもお金をもらっているような国だったから、それを明からさまにやるようなことはしなかったのだろう。それが今や経済大国となったことでお金にものを言わせてより大胆な行動に出てきたということだろう。
香港や南シナ海のことは外から丸見えなのでまだしも、ウイグル族のことは可視化されていなかったので批判する側も歯切れが悪かったが、内部文書が出たことで明るみに出る機会が訪れたのではないだろうか。
米中貿易戦争や香港人権法で米国はすでに中国共産党を標的とした対抗手段をとる姿勢が明らかになっているが、わが国ではマスゴミがあまり政治的な視点でそういうことを言わないので中国共産党によるアジア支配なんていうことを恐れる人はいないのだろう。
だが、香港人の人たちは香港が中国共産党に支配されることを本当に恐れているに違いない。そうでもなければ命がけで抵抗したりはしないだろう。だが、朝鮮半島が中国共産党の支配下に置かれたらどうだろうか。日本人もうかうかしてられないと思うのは私だけだろうか。
もし、中国共産党が民主的だというのなら国連監視団を受け入れるのには何の問題もないはずだが、どうなることかと思っている。
中国政府による新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族への弾圧の様子を示した内部文書を巡り、欧米の批判が強まっている。ポンペオ米国務長官は26日の記者会見で「中国共産党が人権を踏みにじっている証拠だ」と断じ、英政府は国連監視団の受け入れを求めた。中国側は事実ではないと反発しており、国際社会とのあつれきが高まる可能性がある。
ポンペオ氏は1週間あまりで約1万5千人のウイグル人を収容施設に送ったなどと指摘する内部文書について「ウイグル族への残虐な拘束と組織的な弾圧の詳細を示している」と述べ、中国に政策変更を求めて圧力をかけるため各国と協力する考えを示した。
ドイツのマース外相も26日、「中国は人権に関するルールを順守すべきだ」と批判した。英外務省は25日、国連監視団によるウイグル自治区への「即時かつ無制限なアクセス」を求めた。
一方、中国政府は「ウイグル自治区に強制収容所はなく、テロ防止のために設立した職業教育訓練センターがあるにすぎない」との立場を繰り返している。中国外務省の耿爽副報道局長は27日の記者会見で、ポンペオ氏の発言について「政治的な偏見とうそに満ちている」と非難し、内政干渉だと反発した。
同文書を巡っては米紙ニューヨーク・タイムズや国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)がウイグル族の抑圧を巡る中国当局の内部文書を入手したと報じていた。』
トランプ大統領の一言で香港への人民解放軍の侵入はいまのところ停止しているようだが、香港よりもずっと以前から中国共産党により虐げられてきたのが、新疆ウイグル自治区の少数民族だろう。
そんなことは周知のことだろうし、天安門事件のことを少しでも知れば中国共産党が自分たちの思い通りにならない人達にどのような仕打ちをするかは推して知るべしである。
外部からの批判があるとき、中国共産党は内政干渉だの核心的利益だのと言って批判を振り切ってきたが、少数民族や弱小国家を数の理論で自分たちのいいなりにしようしていることは南シナ海の問題を見ても明らかだ。
もっとも、中国は過去には発展途上国待遇で日本からもお金をもらっているような国だったから、それを明からさまにやるようなことはしなかったのだろう。それが今や経済大国となったことでお金にものを言わせてより大胆な行動に出てきたということだろう。
香港や南シナ海のことは外から丸見えなのでまだしも、ウイグル族のことは可視化されていなかったので批判する側も歯切れが悪かったが、内部文書が出たことで明るみに出る機会が訪れたのではないだろうか。
米中貿易戦争や香港人権法で米国はすでに中国共産党を標的とした対抗手段をとる姿勢が明らかになっているが、わが国ではマスゴミがあまり政治的な視点でそういうことを言わないので中国共産党によるアジア支配なんていうことを恐れる人はいないのだろう。
だが、香港人の人たちは香港が中国共産党に支配されることを本当に恐れているに違いない。そうでもなければ命がけで抵抗したりはしないだろう。だが、朝鮮半島が中国共産党の支配下に置かれたらどうだろうか。日本人もうかうかしてられないと思うのは私だけだろうか。
もし、中国共産党が民主的だというのなら国連監視団を受け入れるのには何の問題もないはずだが、どうなることかと思っている。
コメント
轢いたり、「自由の女神増」に戦車砲撃ったりしてましたよね。その時の日本の
首相が誰だったかは失念しましたが、なぜ抗議しなかったのだろうと思ってました。
経済協力したんだから、それなりの発言力はあったはずなんですけどね。
ウイグル族に対しても「まだやってたのか」の驚きの一言です。もはや、中国は
中国共産党1党主義の独裁国家だと思ってます。北の独裁者と手を組むと怖いですね。でも、日本もアベが全体主義国家にしようとしているので、うかうかして
いられませんが(憲法改正で緊急事態条項を盛り込もうとしている)。