『世界が呆れる...森喜朗「女性蔑視発言」に、各国大使館が「抗議の男女平等ツイート」を始めた...!
#男女平等
〈#DontBeSilent〉(黙ってはいけない)
〈#GenderEquality〉(男女平等)
〈#男女平等〉
2月5日の午後以降、各国の駐日大使館やそれに類する機関の公式ツイッターアカウントが、こんなハッシュタグをつけたツイートを始めた。
明言こそされていないものの、これらのツイートは、森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の「女性蔑視発言」に対する抗議と考えるのが妥当だ。
東京五輪組織委員会の委員長という極めて公共性の高い立場にいる人物による差別的な発言は、世界に波紋を広げ、海外メディアからも批判の声が上がっていたが、駐日大使館からも抗議の声が上がったかたちだ。
ツイートをしたのはフィンランド大使館だけではない。
〈アイルランド大使館は、駐日欧州連合代表部およびEU加盟各国の駐日大使館とともに、#DontBeSilent イニシアティブに賛同します〉
とした。
IOC会長は「理解した」と言うが…
2月4日に自身の発言について「謝罪」会見を行った森会長だが、その場で質問をした記者に対して「あんんたの話は聞きたくない」などと逆ギレして、さらなる批判を浴びていた。
橋本聖子五輪担当大臣はこの会見の翌日、IOCのバッハ会長が2月4日の夜に、森会長の発言と謝罪について「よく理解した」と電話をしてきたことを明かしている。バッハ会長の「鶴の一声」によって問題を収束させたいのだろうが、逆ギレ会見によって国際的な批判の声はさらに大きくなっているのである。
日本政府の対応が国際的な批判に火をつけた部分もあるだろう。加藤勝信官房長官は、2月4日の会見で、
「森会長の発言内容の詳細について承知していない」
「政府として具体的なコメントは避けたい」
と述べており、注意をするどころか、現状を認めることすらできなかった。
菅義偉首相はどうか。菅首相もやはり、同日の衆議院予算委員会で、枝野幸男・立憲民主党代表の質問に答えるかたちで、「森会長が発言した内容の詳細については承知しておりません」としている。
場内がどよめくと「詳細については承知していないということです」と続け、「スポーツ分野においても、女性の社会参画は極めて大事だというふうに思っております」と述べた。
政府のトップが自民党のボスに「忖度」をして、批判をできないでいるために、日本は国際的な信頼を失っている。』
トップアスリートだった橋本聖子五輪担当大臣もいまやただのダメ政治家に成り下がったようだ。
各国大使館員というのはそれなりに知的レベルの高い人たちだから、世界中の人たちが森喜朗「女性蔑視発言」を過ぎ去ったことにしようとする日本に警告をしていると考えた方がいい。
これを日本流で片付けるということは、中国共産党の内政問題に口出しするなと無視するのと同じことだ。
日本の社会には、権力者が好き勝手なことをしても大目にみる風潮が今も残っていることが、この件からも明らかだと思うが、絶対にダメなものをダメと言えない社会はいずれその歪みゆえに崩れていくことになるということを忘れてはいけない。
第2次世界大戦や東日本大震災での悲劇はそうやって起きたということを忘れてはいけない。間違っていることはその時に訂正しないと社会は変わらないだろう。
今、コロナの収束が遅れているのも政府が対応を間違ったからに他ならない。五輪を何としても開催したいなら、その障害になるものは取り除くべきだが、それさえも出来なければ本当に開催も怪しくなるだろう。
放送権料のことしか頭にないIOCのバッハ会長に言うことなどなんの頼りにもならないだろう。
関連:
問題をめぐっては、日本政府や東京都をはじめ、JOC、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に対し、森会長の処遇の検討や具体的な再発防止策を求めるオンライン署名も始まった。署名は立ち上げから1日で7万3000人に達している。
女性蔑視発言「女性入る会議は時間かかる」森喜朗会長の処遇の検討および再発防止を求めます #ジェンダー平等をレガシーに
http://chng.it/VQ2pSym4yf
#男女平等
〈#DontBeSilent〉(黙ってはいけない)
〈#GenderEquality〉(男女平等)
〈#男女平等〉
2月5日の午後以降、各国の駐日大使館やそれに類する機関の公式ツイッターアカウントが、こんなハッシュタグをつけたツイートを始めた。
明言こそされていないものの、これらのツイートは、森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の「女性蔑視発言」に対する抗議と考えるのが妥当だ。
東京五輪組織委員会の委員長という極めて公共性の高い立場にいる人物による差別的な発言は、世界に波紋を広げ、海外メディアからも批判の声が上がっていたが、駐日大使館からも抗議の声が上がったかたちだ。
ツイートをしたのはフィンランド大使館だけではない。
〈アイルランド大使館は、駐日欧州連合代表部およびEU加盟各国の駐日大使館とともに、#DontBeSilent イニシアティブに賛同します〉
とした。
IOC会長は「理解した」と言うが…
2月4日に自身の発言について「謝罪」会見を行った森会長だが、その場で質問をした記者に対して「あんんたの話は聞きたくない」などと逆ギレして、さらなる批判を浴びていた。
橋本聖子五輪担当大臣はこの会見の翌日、IOCのバッハ会長が2月4日の夜に、森会長の発言と謝罪について「よく理解した」と電話をしてきたことを明かしている。バッハ会長の「鶴の一声」によって問題を収束させたいのだろうが、逆ギレ会見によって国際的な批判の声はさらに大きくなっているのである。
日本政府の対応が国際的な批判に火をつけた部分もあるだろう。加藤勝信官房長官は、2月4日の会見で、
「森会長の発言内容の詳細について承知していない」
「政府として具体的なコメントは避けたい」
と述べており、注意をするどころか、現状を認めることすらできなかった。
菅義偉首相はどうか。菅首相もやはり、同日の衆議院予算委員会で、枝野幸男・立憲民主党代表の質問に答えるかたちで、「森会長が発言した内容の詳細については承知しておりません」としている。
場内がどよめくと「詳細については承知していないということです」と続け、「スポーツ分野においても、女性の社会参画は極めて大事だというふうに思っております」と述べた。
政府のトップが自民党のボスに「忖度」をして、批判をできないでいるために、日本は国際的な信頼を失っている。』
トップアスリートだった橋本聖子五輪担当大臣もいまやただのダメ政治家に成り下がったようだ。
各国大使館員というのはそれなりに知的レベルの高い人たちだから、世界中の人たちが森喜朗「女性蔑視発言」を過ぎ去ったことにしようとする日本に警告をしていると考えた方がいい。
これを日本流で片付けるということは、中国共産党の内政問題に口出しするなと無視するのと同じことだ。
日本の社会には、権力者が好き勝手なことをしても大目にみる風潮が今も残っていることが、この件からも明らかだと思うが、絶対にダメなものをダメと言えない社会はいずれその歪みゆえに崩れていくことになるということを忘れてはいけない。
第2次世界大戦や東日本大震災での悲劇はそうやって起きたということを忘れてはいけない。間違っていることはその時に訂正しないと社会は変わらないだろう。
今、コロナの収束が遅れているのも政府が対応を間違ったからに他ならない。五輪を何としても開催したいなら、その障害になるものは取り除くべきだが、それさえも出来なければ本当に開催も怪しくなるだろう。
放送権料のことしか頭にないIOCのバッハ会長に言うことなどなんの頼りにもならないだろう。
関連:
問題をめぐっては、日本政府や東京都をはじめ、JOC、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に対し、森会長の処遇の検討や具体的な再発防止策を求めるオンライン署名も始まった。署名は立ち上げから1日で7万3000人に達している。
女性蔑視発言「女性入る会議は時間かかる」森喜朗会長の処遇の検討および再発防止を求めます #ジェンダー平等をレガシーに
http://chng.it/VQ2pSym4yf
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