濃霧

2010年7月23日 私の写真集
濃霧
 今朝の円山周辺の道路は乾いていたので,天気の心配はまったくしないで最近よく通るようになった下手稲通りを北に石狩湾に向かって行ったが,札幌新道を越えたあたりから次第に霧が濃くなって,ついには路面が完全に濡れた状態になった.

 サングラスも曇って視界も悪くなるし,自転車にも水滴が着くようになったのであきらめてUターンした.いったん札幌競馬場まで戻り石山通りを南下して36号線に入るとサングラスの曇りもとれて,霧はまったく無くなった.

 36号線から創成川通りを北3条まで下り左折するとうっすらと霧にかすんだ赤レンガの旧道庁が見えたので,久しぶりに写真を撮った.その後,大通りで右折して円山公園の前からいつものランニングコースに沿う道路を一周してから帰宅した.

 新しいホイールに換えてからというものあまり天気に恵まれず走行距離が延びていない.結局,今朝も走行距離は25km程度だった.今朝は二度寝して少し起きる時間が遅くなったせいもあるが,街中をぐるぐる走り回ってもあまり面白くないので早めに帰宅してしまった.

 先週末は留守番のために遠出できなかったので,今週末はどこにサイクリングに行こうかと考え中である.

樽川埠頭

2010年7月15日 私の写真集
樽川埠頭
樽川埠頭
 6月下旬に発注したリア・ディレイラーが一昨日にやっと届いたので,さっそく石狩湾新港の樽川埠頭まで試走してきました.正直言うとRD-6700に比べて変速性能がどの程度アップしたのかはっきりとはわかりませんでしたが,チェーンリングとのデザインに統一感が出たのとカーボンプーリープレートで見た目の満足度は高いです.

 最近あまり見かけなくなった珍しい物を2つ見つけたので撮っておきました.


サイクリング(その4)
サイクリング(その4)
サイクリング(その4)
 支笏湖も行ったし,朝里峠も越えたので次は海に行こうと思っていたのだが,小樽までは何度も行ったので目標の往復100kmより少し遠いけれど余市まで行ってみることにした.出発は午前3時.土曜日から天気は今一つだったので,出発前にもう一度確認して雨は降らないはずだったのだが,小樽を過ぎたあたりから霧雨になった.

 今回も小樽までは国道を走り小樽からは小樽環状線というスキーや野球で有名な北照高校のある山の中を通って忍路に出る道を通ったが,山の中という事もあってか霧雨が小雨に変わって全身びしょ濡れになってしまった.雨で体が濡れるのはそれほど気にならないが,自転車の場合はタイアやブレーキが滑るのがちょっと恐ろしい.以前に下り坂で怖い思いをしたことがあるので,スピードが出せなくなるのだ.

 それでも,平地と登りは頑張って走り続け,2時間15分ほどで余市に着いた.余市に着く頃には雨はほとんど止んでいた.ここにはニッカウヰスキー余市蒸溜所と宇宙飛行士の毛利さんにちなんだ余市宇宙記念館がある.いつものように目的地のモイレ海水浴場で記念写真を撮り,ジャージのポケットに入れて来たカロリーメイトを取り出してかじりながら小さな街並を少しだけクルージングしてから帰路についた.

 帰り道は海岸沿いの国道を小樽まで一気に走り抜けたのだが,午前6時近くなると交通量も増えてくるのと,道幅が狭いので終始後方からの車に注意しながらの走行だった.特にトンネル内は道幅がせまいので天気が良ければ帰りも山の方がいいかもしれないと思いつつ無事に小樽まで戻る事ができた.

 小樽からの道は何度も走っているので少し安心して走れたが,この道も道幅が広いぶん車の速度も上がっているので油断はできない.ふらつかないように注意して道路の左端をしっかりキープしながら走った.宮の沢から北1条宮の沢通りへ入ると見慣れた町並みになる.最後はランニングコースである円山競技場への坂を登り裏参道の坂を気持ちよく下ろうとしたところへ待ちかねた妻から電話が入り大急ぎで自宅までスパートをかけた.

 今回のサイクリングは総距離112.96kmを移動時間4時間25分,平均時速25.5km/hで走ってきた.
公園巡り
公園巡り
 平日はあまり時間もないし,長距離のサイクリングばかりでは疲れるので平地主体にゆっくり走っています.札幌市は大部分が平野にあり市内にはたくさんの公園もあるので,今年は普段あまり行くことのない公園をまわってみようと思っています.


 久しぶりにモエレ沼公園まで行ってきました.平日の朝はほとんど人もいないのでイサム・ノグチさん設計のピラミッドも無人の建築物です.ここの道路はツールド北海道のクリテリウムのコースになっていているほど道幅が広くて長い周回コースになっています.私も一周してみましたが,まだまだ最後まで全力疾走なんてできそうもありませんでした.

 最近は,マラソンの練習後にも時間がある時にはクールダウンを兼ねて自転車で近所を走る事もよくあります.この日は大通公園まで行ってみましたが,ちょうど10丁目広場の改修工事が終わり薔薇が満開になっていました.ここはお気に入りの場所の一つなのですが,今年は気温が高いせいかとても見事に咲いていました.
サイクリング(その3)
サイクリング(その3)
サイクリング(その3)
 今朝は雨になるかと思ったが,起床して天気予報をチェックすると午後まで雨は降らないようだったので,午前3時には家を出た.目的地は朝里峠.日本海側から定山渓温泉へ抜けるルートである.

 昨夜のうちにケイデンスセンサーの調子がおかしくなったCATEYE CC-TR200DW V2cの代わりにGarmin Edge 500を取り付けたので,ついでにEdge 500の機能もチェックすることにした.

 今朝は先週よりは少し涼しかったのと,朝食にできるだけ間に合うように最短ルートで走ることにしていたので朝里ダムの登りまでは快適なツーリングだった.ダムのループ状の登りが終わったあたりからは次第に勾配がきつくなり,例によって汗だくになりながら長い坂を登っていった.

 今回の最高高度はEdge 500の直読では706mだったが,Forerunner 405の記録では686mだった.地図では700mのはずなので今回はEdge 500の方が近かったが,やはりGPSにはそれ位の誤差があるのだろう.

 札幌国際スキー場の手前のトンネルを抜けたあたりが最高高度地点で,そこを過ぎるとあとはずっと下るだけになる.少し行くと右手に1989年に完成した定山渓ダムによって出来たさっぽろ湖が見えてきた.さっぽろ湖を見るのは初めてだったので少し写真を撮った.昨年に大規模なひび割れが見つかり通行止めになった四ッ峰トンネルは現在工事中で片側交互通行だった.

 トンネル内はどこも漏れ出た地下水で濡れていたのでスリップが怖くてスピードは出せなかったが,幸いにも車が前後にいなかったので道路の中央をゆっくり走る事ができた.展望台は4ヶ所ありもう1カ所だけ立ち寄ったが,時間がなくなったので素晴らしい景色をあとに帰路についた.今度は紅葉の季節にもう一度来てみたいと思った.

 定山渓温泉まで下ったあとも札幌市街までずっとゆるい下りなので35km/h前後で走る事ができた.SONYのナビに従って八剣山の方を通ったらトンネルが出来てきれいな舗装道路になっていたので驚いた.その後,国道に合流して藻岩下を通るいつものルートで自宅へ戻ってきた.

 今回のサイクリングは総距離90.45kmを移動時間3時間33分,平均時速25.4km/hで走ってきた.

 

試乗

2010年7月2日 私の写真集
試乗
 昨夜は暑かったので作業はしたくなかったのだが,日曜に朝里峠に行けるかもしれないので数日前に届いていた前後のブレーキのアップグレードを行った.今朝はその試乗を兼ねて盤渓から石狩湾新港の東埠頭を目指した.

 今朝の気温は20度ととても暖かかったので,宮の森の坂ですでに大汗をかいてしまったのだが,盤渓は濃い霧が出ていたのでサングラスが汗で曇ったままになり困りながらも結構なスピードで新琴似方面へと下って行った.一方,交換したブレーキはすこぶる快調で強く握ったときのふにゃふにゃした感じがなくなり,手応えがはっきりしてコントロールし易くなった.

 新川通りに出て石狩湾方面へ左折しひたすら直進し,右折してオロロンラインを少し走り石狩湾新港へ左折すると片側3車線で舗装がすごくいい道路がどこまでもまっすぐ続いていた.車もほとんど走っていないので気持ちよくスピードを上げて走ることができた.早朝なので東埠頭には釣りをする人の車がたくさん路上駐車していた.

 時間がないので早々に引き返したのだが,東埠頭の手前に石狩川放水路を渡る橋があり,そこから風力発電用の風車がよく見えていい感じだったので写真を撮っておいた.少しお腹が空いてきたのでジャージのポケットに突っ込んできたプロテインバーをかじり,海の匂いのする風を楽しみながら再び広くて長い直線道路を走り切って帰路についた.


サイクリング(その2)
サイクリング(その2)
サイクリング(その2)
 土曜日の夕方にチェーンリングとチェーンを交換したので,日曜日の朝は遠くまで行ってみたくなった.朝里峠か支笏湖かと考えながら真駒内に向かったが,結局,前回途中でやめてしまった支笏湖方面にハンドルを切った.途中に少しだけ下り坂もあったが,支笏湖に近づくにしたがいGPSの高度はどんどん上がり恵庭岳の麓で600mに達した.

 その後は,支笏湖の湖面まで350mを一気に下っていく,60km/h超でコーナーに進入するのはさすがに怖いので安全のためにスピードを落とすが,出口で直線が見えたらブレーキを開放すればすぐにまた速度が上がるから面白い.そうするうちに湖面が見えてきて楽しいダウンヒルはあっという間に終わってしまった.

 撮影ポイントを探しながら昔の有料道路をクルージングする.景色も舗装の状態もいいのでとても気持ちが良かった.途中で一艘のボートが風不死岳と樽前山の方に向かって進んで行くのを見つけたので写真を撮った.その後,少し行くと平地のクルージングは終わり,湖面からカルデラの縁を登るとあとは千歳市街に向かって下るのみだ.

 幸い支笏湖から千歳に向かう車はほとんどなくて,時速35-40km/hを維持しながらの快適なサイクリングだった.そして,千歳市内からは国道を恵庭市に向かってひた走りするのだが,予想外の向かい風で時速は20-25km/hに落ちてしまった.北広島からは風も弱まり時速は25-30km/hまで回復したが,今度は信号による停止時間が増えてしまった.

 結果としては水平距離113.4kmを移動時間4時間52分(移動平均速度23.3km/h)で走ってきたが,GarminのGPSはトレーニング時間を4時間に設定してあったので途中で一度終了してしまったし,SONYのナビのほうはあと少しのところでバッテリー切れになったので,走行記録が途切れてしまったのは残念だった.とは言え,かなり厳しい上りを含む100km以上の距離を無事に完走できたので十分満足できるサイクリングだった.

サイクリング
 最近は日曜日の早朝にLSD(Long Slow Distance)としてサイクリングをしている.時間にして3〜4時間くらいは自転車に乗っている.

 先日は午前3時に出発して支笏湖方面へ行けるとこまで行ってみるつもりで出発した.宮の森から盤渓へ抜け五輪橋を渡って真駒内まで出て一度は支笏湖方面へ向かったのだが,あまりに道路の舗装が悪くて走りにくいので予定を変更し,平岸街道を北へ向かった.

 環状線に出たところで,環状線を一周して自宅へ戻る事にしてひたすら走ったのだが,信号が多くて度々停止するために速度も心拍数もあまり上がらず自宅近くまで来てもちょっと走り足りない感じがしたので,今度は西野から盤渓へ回り,幌見峠を越えて自宅へ戻ることにした.

 2週間ほど前にも幌見峠へ円山側から登ろうと思ったのだが,早朝で道が真っ暗で熊でも出てきそうな感じがしたので中止にしたのと,札幌出身なのにまだ一度も行ったことがない所だったので,ちょっと寄り道して写真を撮る事にしたのだった.

 残念ながら霧で遠くは見えなかったけれども,写真的にはこのほうが雰囲気があって良かったように思える.標高はそれほどでもないのだが,地形のためかずいぶん高い所にいるような気がした.

 かなり急な峠道を頑張って登り朝のサイクリングには十分満足したし,お腹も空いてきたので帰路についた.
小樽運河
小樽運河
 最近,気が向いた時に昔のネガをスキャンしてデジタル化している.古い本を読み返しているようなもので,撮影当時の自分が何を考えていたのかを思い出すことができる.人物写真の場合はもちろん,風景写真でもいっしょに撮りに行った人や,写真を撮ってからどこへ行ったかなどを思い出せるので面白い.

 その中に大学の先輩たちに連れられて行った新人歓迎撮影会での小樽運河の写真があった.昨朝,小樽運河まで自転車で行った時に写真を撮って来たのでちょっと比べてみた.運河の川幅がかなり狭くなっていることと,倉庫の屋根が低く改修されているのがわかるが,こうして直接比較するまではまったく気付いていなかった.

 やっぱり人間の記憶なんてあまりあてにしないほうがいいみたいだ.
今年は一週間遅れました.
 昨日に続いて今朝も札幌は雨.おかげで豊平川マラソン以降はランニングもままならない.低気圧の影響で気温も低い.それでもとにかく桜は満開になったが,昨年よりも一週間は遅れた感じだ.この雨の中でせっかく咲いた桜の花もすぐに散ってしまうのではないだろうか.

 『花の命は短くて苦しきことのみ多かりき』とは作家の林芙美子が色紙などに好んで書いた短詩で,「女性を花にたとえ,楽しい若い時代は短く,苦しいときが多かったみずからの半生をうたったもの」と理解されているようだ.

 別に女性に限らず,人間は子供の頃はかわいいものだし,年頃になれば男なら逞しく女ならきれいになる人もいるものだ.確かに生物学的な美しさのピークは若い時代だろうが,人生のピークとして花が咲くのが若い時代かというと必ずしもそうではないのではないかと思う.

 もっとも,歳をとってから人生のピークを迎えるにはそれなりの準備も必要だということも最近わかってきた.少なくとも40〜50歳代で癌や脳卒中や心臓病なんかに罹っているようではその後にピークを迎えるのは難しくなるだろう.

 それなのに,自分の健康に注意を払わない人のなんと多い事か.別に体の心配をして病院にかかれと言いたい訳ではない.ごく普通の生活の中で,生活習慣や生活環境に日頃から注意を払うだけで,結果はかなり違ってくるのではないだろうか.

 つい最近,二十数年前の同窓会で会ったきりの女性と話す機会があったのだが,残念ながら昔の面影はまったく感じられなかった.道ですれ違っていたらおそらく気がつくこともないと思われる程に別人に変わってしまっていた.

 『命短し恋せよ乙女...』という歌もあるが,人生は「何を考えて,どのように毎日を生きるか」で楽しくも苦しくもなるものではないだろうか.


やっと春が来た感じ
やっと春が来た感じ
 およそ7ヶ月ぶりに小樽運河までロードバイクで往復してきました.ドリームビーチのほうまで遠回りして行ったので距離にすると85km程でしたが,マラソン大会も近いことなので疲労を貯めたり怪我をしたりしないように,割とゆっくりしたペースで走ってきました.

 新しいフルカーボンのロードバイクにも少しずつ慣れてきて下り坂では結構なスピードを出しましたが,フレーム剛性が高いせいかハンドルのぶれもほとんどなく安心して踏んでいくことができました.交換したカーボンハンドルのドロップの深さもちょうどよくて,いまのところバイクに関してはほとんど不満がありません.

 朝里に向かう登りの途中で,フキノトウがきれいに並んでいるのを見つけました.通りがかりで一瞬見た残像が気になって30mほど歩道を逆戻りして写真を撮りました.その後は,峠を越えて小樽まで走り切りました.まだ朝早いので小樽運河は観光客もほとんどいませんでしたが,私が写真を撮り終わる頃には街の方から家族連れがぞろぞろと散歩に出てくるのが見えました.

 朝食の時間がせまっていたので,帰りは寄り道をしませんでしたが,円山球場のあたりから動物園の前の公園駐車場までは大変な渋滞になっていました.歩道も人でいっぱいなので対向車線が交通規制で上りが通行止めなのをいいことに車線の中央寄りを一気に駆け降りて帰ってきました.はじめはちょっと寒かったですが,春らしい陽射しの中で割と快適なサイクリングでした.
札幌ビール園
 家族サービスとして日曜日に札幌ビール園まで行ってジンギスカンを食べてきました.最近は焼き肉というものをほとんど食べなくなっていたのと,札幌ビール園まで行くのも面倒なので何十年もご無沙汰していました.

 ずいぶんと久しぶりに行ってみるとすっかり観光用に整備されて新しい建物もできていました.その中のガーデングリルというレストランを予約して生ラム肉のジンギスカンとガーデングリル限定のビールを楽しんできました.

 他にもタラバガニの料理とか定番のジャガイモやソーセージの料理などもありましたが,私のおすすめは生ラム肉の肩ロースと開拓使麦酒という限定ビールそしてサクラマスのカルパッチョ風です.ガーリックライスやガーリックパンもおすすめです.

 窓の外に赤煉瓦の古い建物やサッポロビールの煙突が見えて観光気分で静かにゆったりと美味しいものが食べられます.開拓使麦酒は,香ばしいけどほろ苦くまさにサッポロビールの原点という味がしました.普段は肉をあまり食べない娘も気に入ってくれたようなので夏頃にまた行きたいと思っています.

副作用2

2010年4月7日 私の写真集
副作用2
 昨夜はContax SLR用の35mmF1.4を着けて居間でテスト撮影をしていたのであるが,液晶画面で確認するとすべて前ピンになっていてピンボケ写真を連発していることに気がついた.

 以前にもLeica M5とNoctilux-M 50mm F1のテスト撮影で,フィルム1本全部ピンボケでセットでオーバーホールに出したことがあるから,これくらいのことでは驚かないが,よく考えると,先日ファインダースクリーン(FS)を交換してからMFレンズをつけるのは初めてであることに気がついた.

 そこで,以前のFSに戻してみるとちゃんとピントが来るのである.どうもFSの装着の仕方に問題があったようなので,もう一度新しいほうのFSを注意してはめ込むとちゃんとピントが来るようになった.スクリーンをはめ込む枠にFSの奥の方がきちんと入っていなかったようだ.

 短いテスト撮影を終えてレンズを機材庫に片付けたが,ふと35mmF2.8だとどんな感じなのかが気になり出した.実はF2.8の方も持っていたのだが,確かSWCを買うために25mmや28mmなどと一緒に下取りに出してしまいすでに手元になかったのだ.

 ところがである.今日になって,またふらふらとネットのカメラ屋の本日新規登録中古品のページを見ていると25mmの良品と28mmの美品と一緒に35mmの美品が並んでいるではないか.そして,続きを見るとそこにはずっと探していたハッセルのA-16フィルムカセットまでもがあった.

 これが運命でなくてなんなのであろうか.さっそく運動会で使用する予定がなくなった70-200mmを下取りに出して購入することにした.
 
 考えるに一連の機材再編はEOS 5D markIIの購入から始まっている.いまだにCanonのレンズは24-105mmF4だけだが,EOS 5D markIIで使えるレンズは増える一方だ.これがこのカメラの作用なのかそれとも副作用なのか私にはだんだんわからなくなってきている.
VR70-300mmF4.5-5.6+TC-14EIIの試写3
 下取り交換で手に入れた10-35mmF3.5-4.5とVR16-85mmF3.5-5.6が届いたのでさっそくVR70-300mmF4.5-5.6+TC-14EIIとの3本をD300といっしょにCRUMPLERの6ミリオンダラーホーム というカメラバッグに入れてみた.

 収まりはほぼ予想通りで良かったのだが,重量は約4.4kgと肩にかけてずっと持ち歩くのはちょっと大変そうだ.これだと旅行なんかで1日中歩くのはつらいかもしれない.今年の夏休み用の機材として揃えたつもりだったが,撮影対象を絞って3本のうちから2本を選んで持ち歩くことになりそうだ.

 10-24mmは広角端での歪曲収差はやはり目立つものの,12-24mmと比べてたった2mmの違いだが10mmでの画角の広さはかなり印象的だし,12mmでの歪曲収差は12-24mmよりも目立たなくなっているように思えるので気に入った.

 16-85mmの方は18-200mmよりも筐体が細くて短くなり持ちやすくなったのと,スナップ撮影で多く使いそうな18-20mm付近での歪曲収差が少なくなっているのが気に入った.望遠端での画質低下も18-200mmほど目立たなくなっており全体に素直で好感が持てる画質だと思える.

 3本いずれのレンズもまだ使い始めたばかりだし,私にとっては家族の写真を撮る最も使用頻度の高い機材なので今後使い込んで行けば不満も出てくることだろうが,とりあえずの第一印象は良かったのでほっとしているところである. 
VR70-300mmF4.5-5.6+TC-14EIIの試写2
 暖かくなってきて畑の雪が溶けたのを知っているのか白鳥と鴨がたくさん飛来していた.よく見ると作物の根を掘り出して食べているようだ.

 別の白鳥が飛んでくると食べるのをやめて鳴いて仲間を呼ぶようで,そうすると飛んでいる白鳥は仲間のところへ降下してくるらしい.

 だから,白鳥が鳴き始めたら周囲の空を見回すと飛んでいる白鳥が降りてくるのでそれをレンズで追いながら撮影してみた.

 VR70-300mmF4.5-5.6+TC-14EIIではAFがあまり頼りにならないので,こういうシーンではもっぱらMFで撮ることになるのがつらいところだが,ピントさえ合えば画質は十分だしVRも効くので外で撮り歩くには軽量で便利なレンズではないだろうか.

撮影データ:Nikon D300 ISO800 F11 1/640 300mm+TC14E II
注:画像は少しトリミングしてからリサイズのみしてアップロードしました.

VR70-300mmF4.5-5.6+TC-14EIIの試写
 VR70-300mmF4.5-5.6+TC-14EIIで白鳥を撮りに行ったら,白鳥の群れのとなりで休んでいた鴨の群れをねらってキタキツネが林から出て来た.鴨の群れはすぐに気付いて飛び去ってしまったのでご馳走にありつくことはできなかった.しばらく空を見上げていたが,どうにもならずあきらめたようだ.


 残念ながら最高のチャンスをとり逃がしてしまったもの同士,目と目が合ったのでシャッターを切った.

参考:
VR70-300mmF4.5-5.6+TC-14EIIとVR70-200mmF2.8+TC-20EIIIの比較では撮影倍率は前者が高く,鮮鋭度は後者がわずかに高いですが,VRの利きは前者の方が高いため低速シャッター使用時には前者の方がブレない分よい結果になるかと思います.しかし,最大の問題点は前者の望遠端では開放F値の低下によりAFがうまく作動しないことが多いためMFで使用する必要があるということです.もっとも後者でもAFは作動するものの合焦速度は遅いのでMFで素早くピントが合わせられる人にとってはあまり差がないとも言えます.前者の最大のメリットはやはり軽量だということではないでしょうか,重いからと持っていかなければ撮れるチャンスはゼロだからです.

関連リンク:
http://75690903.at.webry.info/200901/article_1.html
http://75690903.at.webry.info/200905/article_2.html
呑んでます
『 お勧めの「初しぼり」 香坂『鷹山』

 仕込みが行われる冬の大寒の時期にしか飲めません。
 ナンバリングされている、純米の原酒の生酒・・限定品です。
 自信作ですので、是非ご賞味ください。

  香坂醸造(株)』

 以前からデパ地下を通るときに気になっていたのだが,ついに購入.

おなじみの「為せばなる為さねばならぬ何事も 為らぬは人の為さぬ成りけり」とは米沢十代藩主上杉鷹山公が三十五歳の時に詠んだ壁書だそうです.

 ちょうど特産品市が特設会場で開催されていたので,鮭の生寿司と王子サーモンを買ってきて肴にしました.味のほうは甘口で軽くて魚にとてもよく合いそうです.お寿司やお刺し身があったら最高でしょう.

 とても気に入ったので今週末にまた買いに行こうかと思っています.今度は肴に鮭のルイベも探してみようかな.


寒いです

2010年2月3日 私の写真集
寒いです
今朝は車の温度計が外気温-12℃を示すのを見るまでもなく,外に出てすぐにこの冬一番の寒さを感じるほど寒かった.道路もつるつるで交差点の手前の凍結した路面が日の光でピカピカに光って見えた.

天気とは関係ないですが,相変わらず寒いニュースが多いです.

『漁船情報の空白4時間半=銃撃時の位置特定できず−1管

 北方領土の国後島沖で羅臼漁協(北海道羅臼町)所属の漁船2隻がロシア国境警備隊の銃撃を受けた問題で、2隻の漁船位置管理システム(VMS)の記録が空白となっている時間帯が、銃撃を受けたとみられる時間の前後4時間半にわたることが2日、第1管区海上保安本部(小樽市)の調査で分かった。1管はVMSを解析し、経緯を調べる。道は銃撃直後、2隻は日ロ間の協定で設定された安全操業海域内にいたとしていた。
 1管によると、銃撃のあった先月29日、2隻の位置情報は午前8時半ごろまでは、羅臼漁協が陸上で受信していた。その後、午後1時すぎまで途絶えたという。
 外務省によると、ロシア側は正午すぎに2隻を安全操業海域外で発見したとしている。銃撃があったのはその直後とみられている。』

政府はロシアに抗議したそうですが,空白の時間内で違反操業していたと考えるのが普通で,説得力に欠けるんじゃないでしょうか.

『安治川親方、退職届見合わせ=立浪一門、再考求める−相撲協会理事選

 日本相撲協会の理事選で立浪一門の指示に反して貴乃花親方(元横綱)に投票し、同協会退職の意向を表明した安治川親方(元幕内光法、宮城野部屋)は3日、同一門の友綱理事(元関脇魁輝)から再考を求められ、同日の退職届提出を見送った。
 宮城野部屋で友綱理事と会った安治川親方は「なぜ早まったこと(退職表明)をしたのかと言われた。責任感から単独でそうしたが、一門の親方たちも話し合ってくれており、もう少し時間が必要」との談話を出した。
 友綱理事は「急ぐ話ではない。安治川親方には師匠(宮城野親方=元十両金親)と話せと言った」と語り、翻意してとどまる可能性については「残るなら一門の親方が納得するよう理解を求めることになる」と指摘した。 
 理事選では貴乃花親方が陣営の票より3票多い10票で当選、立浪一門の大島親方(元大関旭国)が8票で落選した。立浪一門から2票が貴乃花親方に流れたとみられ、立浪一門が2日午前開いた「反省会」で安治川親方が告白。深夜、貴乃花親方グループの大嶽部屋で記者会見し、退職の意向を表明していた。』

まるで詰め腹でも切るかのような騒ぎです.伝統ある国技を守って行く人たちが,未だに因習に縛られているようで情けない.新理事の貴乃花親方に対する期待が大きくなるのも当然です.

『小沢氏、不起訴の方針=関与立証、困難と判断−4日、嫌疑不十分・東京地検

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は3日、小沢氏を不起訴処分とする方針を固めたもようだ。最高検などと同日協議した結果、衆院議員石川知裕容疑者(36)らとの共謀について、立証が不十分と判断したとみられる。
 特捜部は、拘置期限の4日に石川容疑者と小沢氏の公設第1秘書大久保隆規容疑者(48)を起訴し、小沢氏を嫌疑不十分で不起訴処分とする方針。元私設秘書池田光智容疑者(32)については、関与の程度を慎重に検討し、処分を決める。
 特捜部は1月23日と31日の2回、小沢氏から任意で事情聴取。同氏は「秘書が独断でやったことで、(虚偽記載は)知らない」などと関与を全面否認した。
 関係者によると、石川容疑者は調べに対し、「政治資金収支報告書に4億円の収入を記載しないことを、小沢氏に提出前に報告し、了承を得た」と供述したという。
 同容疑者はまた、陸山会が土地購入直後に受けた銀行からの融資について、「資金の出どころを隠す偽装工作だった」と供述。小沢氏は、この融資の関係書類に署名するなど、手続きに直接かかわっていた。特捜部は、こうした証拠を総合的に検討した上で、最高検など上級庁と協議。その結果、小沢氏が積極的に虚偽記載を指示したという供述は得られておらず、大久保、池田両容疑者が小沢氏の関与を否定していることなどから、公判で有罪を立証することは困難と最終判断したもようだ。
 特捜部は、報告書に記載されなかった4億円には、中堅ゼネコン「水谷建設」からの5000万円の裏献金が含まれるとみているが、石川容疑者は受け取りを否定しているとされる。』

福島の産婦人医の時もそうでしたが,今回,検察の情報リーク(検察内部では「風を吹かす」と言って,世論操作のためにマスコミに情報を流す事だそうです.)に乗って世論操作に協力したテレビや新聞はどう始末をつけるんでしょうか.

他にもありますが,私が思うに一番お粗末だったのは外務省が真相をろくに調査せず銃撃についてロシア側に抗議したことでしょう.これでは感情的になっていると一蹴されても仕方がないのではないでしょうか.本気で北方領土を返してもらいたければもっと外交手段を研究する必要があるのではないでしょうか.
雪の動物園
雪の動物園
雪の動物園
 仕事から帰り一杯のコーヒーを飲み終わった頃,朝から降り続いた雪が止み日が射してきたので,今春にも海外へ行ってしまうイコロとキロルの写真を撮りに円山動物園まで出かけた.

 雪が止んでも気温は-10℃程で少しでも風が吹くとものすごく寒く,歩くとキュッキュッと音がする雪を踏みしめながらホッキョクグマのいる動物園の一番奥の獣舎まで歩いた.体は大きくなったとはいえ雪を食べている姿はまだ子供っぽくて可愛かった.降ったばかりの雪で獣舎の汚れも覆われてとてもきれいだった.

 シャッターを押す指がすっかり冷たくなるまで写真を撮り,狼を見ることができる休憩所まで坂を下りて少し暖まりながら狼の写真も撮った.

 最後は熱帯動物館に行ったが,雪ヒョウは檻の中であまりいい写真が撮れなかった.代わりに今年の干支でもある虎を撮影していたら閉館時間になったので久しぶりに「蛍の光」を聞きながら帰ってきた.

寒い日が続く
 寒い日が続いている.幹線道路では路面が乾いているところもあるが,雪解け水が凍っていたり,轍があったりして運転には注意が必要だ.

 今週は,道東や道北で大雪だったようだが,札幌周辺ではほとんど雪が降らなかった.週末からは降るようだが,札幌雪まつりまであと1ヶ月を切ったが雪は足りているのだろうか.
 

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